Product Details
ISBN 10 : 4560094942
Content Description
タタールのくびきがもたらしたものは?なぜロシアは膨張したのか?クリミア戦争下構想され、数奇な運命を辿った幻の書…マルクスによるロシア通史「近代ロシアの根源について」、「ロシアの海洋進出と文明化の意味」を収録。
目次 : 序(ウィットフォーゲル)/ 第1章 資料と批判 一七〇〇年代のイギリス外交とロシア/ 第2章 北方戦争とイギリス外交―『北方の危機』/ 第3章 イギリスのバルト貿易/ 第4章 資料と批判 イギリスとスウェーデンの防衛条約/ 第5章 近代ロシアの根源について/ 第6章 ロシアの海洋進出と文明化の意味
【著者紹介】
カールマルクス : 1818‐1883。プロイセン王国(ドイツ)出身の哲学者、経済学者、歴史学者であり、社会主義革命、労働運動に大きな影響を与え、近代資本主義的政治経済の理論的解明に生涯を捧げた。他方、『資本論』に結実する研究の傍ら、1850年代、資本の文明化作用を阻むアジア的社会の研究から、東洋的専制主義を発見する。クリミア戦争下に構想された本書は、ロシア的専制の起源に東洋的専制を見たため、マルクス主義者によって忌避された幻の論考である
カール・アウグスト・ウィットフォーゲル : 1896‐1988。ドイツ出身の歴史家。フランクフルト大学を卒業後、フランクフルトの社会研究所で中国研究に従事し、1920年代以降、コミンテルンの中国専門家として知られるようになる。ナチスの政権掌握後、アメリカへ亡命。その後、マルクス主義から距離を置く
石井知章 : 1960年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士。(社)共同通信社記者、ILO(国際労働機関)職員を経て、現在、明治大学商学部教授、早稲田大学大学院政治学研究科兼任講師。コロンビア大学客員研究員(2017‐2018年)、スタンフォード大学客員研究員(2007‐2008年)。主な著作として、『現代中国政治と労働社会―労働者集団と民主化のゆくえ』御茶の水書房、2010年(日本労働ペンクラブ賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
スターライト
読了日:2023/08/21
takao
読了日:2024/06/23
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

