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独裁 近代主権論の起源からプロレタリア階級闘争まで

カール・シュミット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784624300708
ISBN 10 : 462430070X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1991
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masabi

    【要旨】独裁概念を委任独裁と主権独裁に分けて考察する。【感想】共和政ローマに始まりプロレタリア独裁まで数々の独裁を巡る論説を追うことになり読み進めるのに苦労した。主権独裁の位置付けを来るべき憲法の制定権力による委任に求めるのは得心した。ワイマール共和国の教訓に従うのなら独裁は時限制にすること、制限することのできる権利は限定列挙すること、あたりになるだろう。緊急事態条項は委任独裁に分類されそうだ。

  • フクロウ

    主権独裁と委任独裁の観念の区別を古代ローマから始まりクロムウェルやジャコバン派を経由して史的に論証した上で、ワイマール共和国下のドイツの惨状、さらに議会の機能不全打破のためには委任独裁が必要であって、ワイマール憲法48条の非常大権発動による大統領内閣という形で、ナチスの独裁をお膳立てした。古き良きドイツの栄光を守りたい保守主義シュミットは、ワイマール共和制も嫌えば共産主義はもっての他、結局はファシズムしか選択できなかった。

  • こずえ

    独裁について網羅的にあとまってる鉄板

  • madofrapunzel

    ★★★★★ 主権概念や政治体制を原理的に考えるにあたって大変役に立ちました! 委任独裁と主権独裁を区別することの大切さをシュミットは何回も言ってます。

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