Books

政治的神学 主権論四章 岩波文庫

カール・シュミット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003403037
ISBN 10 : 4003403037
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「主権者とは、例外状態に対して決定する者である」。「近代国家論の主要な概念はすべて神学的概念を世俗化したものである」。こうしたテーゼで知られる本書は、例外状態や決断主義、世俗化など、シュミットの主要な政治思想が初めて提示された初期の代表作である。一九二二年の初版と三四年の第二版の異同を示し、詳細な解説を付す。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 逆丸カツハ

    近代の国家論と神学概念が類似しているということは、それがどの国の国家であれ、近代に始まる国家を礼賛するその時、その一者はキリスト教の神を礼賛する姿勢に侵食されるのかなと思った。とは言え、無からの創造に類比される、例外状態からの決断を主権とみなすこの本はそれ自体が一つの神話を創造しているのだろうと思った。

  • Ex libris 毒餃子

    難しい。全然、入ってこない。

  • 山中鉄平

    「主権者とは例外状態に対し決定する者である」。となれば現実の私は主権者とは言えてなさそうだがありがたいことに、この国では、ある言葉によってなんだか主権者の一人にされていただいているようだ。思えばその根拠ははっきりしていないな、と思うとなんだか怖くなった。……と、最初の数行を読んで感じた。

  • chiro

    この主張が著者も語っている通り「例外状態」を前提としている事から成立しうるものであるという限定で考察する必要があるし、その主張には彼がナチスに属していたという事実からもわかる様に神学的概念が強いものであることは明確である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items