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バロック音楽の基礎知識 盛期および後期バロックの器楽曲について

カール・カイザー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865981193
ISBN 10 : 4865981195
Format
Books
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

難解なバロック音楽が分かりやすく学べる入門書の決定版!

フランクフルト音楽・舞台芸術大学のプログラム(歴史的演奏実践)の一環として出版された、バロック音楽の入門書。対話形式で書かれており、要点が簡潔にまとめられているため、難解なバロック音楽を分かりやすく学ぶことができる。巻末には付録として用語集とミニテストを収録。学生、音楽教師、音楽家から愛好家まで、バロック音楽の知識を深めたい方に最適な1冊。

【著者紹介】
カール・カイザー : フランクフルト音楽・舞台芸術大学およびフライブルク音楽大学のフラウト・トラヴェルソと歴史的演奏実践の名誉教授を務める。ケルン室内合奏団、ラ・スタジオーネ・フランクフルトおよびアルディンゲロ・アンサンブルのフルート奏者。ほぼ30年間にわたり、フライブルク・バロックオーケストラの首席フルート奏者を務め、世界各地の舞台で演奏を行う。ケルン室内合奏団、アルディンゲロ・アンサンブルのフルート奏者として、バロックからロマン派に至るまでのピリオド楽器を用いた室内楽曲を多数CDに録音。フルート協奏曲を演奏し、録音も多数残している。著者としては18世紀および19世紀の歴史的実践および方法論に関するテーマを研究対象としている

白井美穂 : 名古屋芸術大学音楽部器楽学科を首席で卒業。デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学でベーム式フルートのディプロマを最優秀で取得し、室内学科を審査員満場一致の最優秀賞で卒業。エッセン・フォルクヴァンク芸術大学およびフランクフルト音楽・舞台芸術大学の古楽科マスター課程を修了。2017年から2019年までカール・カイザー氏にフラウト・トラヴェルソと多鍵式フルートを師事。ドイツ語では「ゲーテ・インスティテュート」のC2(最高レベル、母国語レベル)を所持。177年間のドイツ滞在を経て、日本に拠点を移し、演奏活動とともに翻訳、通訳活動にも従事している。2023年よりフルート専門誌「THE FLUTE」にフラウト・トラヴェルソとバロック音楽に関する連載を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    著者は古楽器の演奏家であり音楽学者。本書は、Q&A形式の分かりやすい解説だけでなく、最後にミニテストまで付いていて、とても親切。特に、音律やピッチの解説は非常に勉強になる。ピタゴラスコンマとシントニックコンマの違いは承知しているが、ウルフの5度がピタゴラス音律と中全音律で異なることは、(言われてみれば当然だが)成程と納得する。私は、建築や絵画でバロック(歪んだ真珠)という概念は理解できても、バッハのように厳格で論理的な音楽をバロックと呼ぶことに疑問を感じるのだが、残念ながら、その回答は示されない。

  • Go Extreme

    調律とピッチ: 平均律とウェル・テンペラメント 17世紀と18世紀の調律法 ウルフの5度 協奏曲: コンチェルト・グロッソと独奏協奏曲 創始者:ーコンチェルト・グロッソーアルカンジェロ・コレッリ 独奏協奏曲ーヴィヴァルディ ソナタ: 形式ー教会ソナタと室内ソナタ 構成ー教会ソナタは4楽章 室内ソナタはプレリュードに続く舞曲 音楽様式: 緻密な様式ー対位法を用いた作曲法・すべての声部が主題に対等に絡み合う 装飾: 本質的と任意 フランス式とイタリア式 テンポと拍: クヴァンツのテンポシステム 実際の演奏

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