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ISBN 10 : 4791775651
Content Description
鏡像自己認知テストから鏡像段階、ミラーニューロンまで。18世紀後半以降、人間を人間たらしめるものは何かという疑問に答えるため、精神医学・発達心理学・サイバネティックス・文化人類学・神経科学を専門とする研究者たちは人間、動物、そしてロボットまでを鏡の前に立たせ、自己認識について探ろうとしてきた。それらの研究は人間の独自性を解明することができたのだろうか。知られざる自己認知の歴史を、気鋭の科学史家が描く。
目次 : はじめに 逍遙しながらの実践/ 第1部 自己同定(鏡に映る我が子―鏡像自己認知テストの出現/ 突然ではなく、だんだんと―児童心理学、ジェンダー、鏡のあいまいさ/ 踊るロボット―グレイ・ウォルターのサイネティックミラー/ サルと鏡と私―ゴードン・ギャラップと自己認知の研究)/ 第2部 誤認(実現しなかったミラーテスト―ラカン、自我、象徴的なもの/ ニューギニアには鏡がない―エドマンド・カーペンターと「部族民」問題/ 身体イメージの疾患とあいまいな鏡/ 不完全な反射―ミラーニューロン、感情、そして認知)/ おわりに 実験の失敗
【著者紹介】
カーチャ・グンター : プリンストン大学教授(科学史)
飯嶋貴子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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