カーシャ・デニセヴィチ

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おとなりの だれかさん

カーシャ・デニセヴィチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566080966
ISBN 10 : 456608096X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

壁の向こうに広がる世界 少女の空想を美しくえがいた絵本

引っ越しをしてきた少女が、あたらしいお家で「おとなりさん」について考えをめぐらせます。そばにいるのに、かすかな声や、足音、パタンと閉まるドアの音がきこえてくるばかりで、なんだかとらえどころがないおとなりさん―?。

わたしの へやの てんじょうは だれかの ゆかだし、
わたしの ゆかは だれかの てんじょう。
もし、かべを つきぬけて てを のばせれば、
ほんとうに だれかに さわれるかも。
その だれかは、あたらしい おとなりさん!

想像と夢と現実が入り混じった世界が、最初、色彩をおさえて描かれ、少女の世界がひらいていくにつれ、絵もまたあざやかに色づいていきます。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    ビルの2階に越してきた女の子。自分の部屋がもらえて嬉しいようで不安でもあります。床の下は誰かの天井、天井も誰かの床。こんなふうに考えたことがなかったので目が点。なんだか怖いような気にもなりました。黒い背景と、女の子とぬいぐるみだけが赤いのも、不安のあらわれなのでしょうか。表紙絵が風情があって素敵です。一夜があけて、お隣から女の子が出てきて、一緒に学校へ向かう、街並みの木々と子どもにだけ色がついているのが印象的。

  • イケメンつんちゃ

    1986年のマリリン ヤバい すっかり人生を間違えてしまいました ニュースを見ていると 悲惨過ぎることが多すぎる またまた ストーカー殺人事件が発生致しました 被害に遭われた方 お悔やみ申し上げます 読みたい本の初期メンバー的な作品 お取り寄せ 巳年姉さん コーミソースさん やり投げ図書館書司さん オススメ物件 10人のアンチも読んでいる(多) 哲学なのか心理学なのか 暗くて明るい物語は ややこしい様で難しい 心は穏やかに お米は速やかに 言わせてください ウチのメンバーは最高です アンゼルム・キーファー

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    ビルの2階に引っ越してきた女の子。隣がどんな人か住んでいるか思いを馳せる。初めて出会うまではドキドキ、不安になりますね。

  • ケ・セラ・セラ

    お隣や上下階にどんな人が住んでいるのか、今何をしているのか。引っ越して初めて自分の部屋を持った女の子が想像を巡らしていきます。飛躍した発想も面白いけれども、モノクロに女の子の服とお気に入りのぬいぐるみの赤だけだったのは、不安な心の表れですね。実際に会って顔を合わせてみれば、また現実の繋がりが広がる楽しみがあります。知り合ったお隣さんと、新しい学校と、色がどんどん増えていきますね。

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。表紙絵と おがわひとみさん訳に惹かれて。ビルに引っ越してきた女の子。「わたしの へやの てんじょうは だれかの ゆかだし、わたしの ゆかは だれかの てんじょう」言われてみれば確かにそうだけれど、そんなこと、考えたことなかったな。お隣がどんな人なのか、今なにをしているのか、想像はどんどんふくらむ。黒の中に、女の子の服と猫と文字の一部だけが赤なのがオシャレ。さあ、最後はどうなる?ボローニャ・ラガッツィ賞 オペラプリマの部、最優秀賞を受賞。

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