カーク・ウォレス・ジョンソン

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大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件 なぜ美しい羽は狙われたのか Dojin文庫

カーク・ウォレス・ジョンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759825220
ISBN 10 : 4759825223
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2009年6月.ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から,約300羽の鳥の標本が消えた.世にも美しい鳥が行きついた先は,希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった! この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は,最初は好奇心から,やがては正義感から,事件の調査に乗り出す.羽毛をめぐる科学史と文化史,毛針愛好家のモラルのなさと違法取引,絶滅危惧種の保護問題,そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と,それを収集・保存する博物館の存在意義.スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ.2019年の初版刊行以来,好評を博してきた本書が,待望のDOJIN文庫収録.

【著者紹介】
カーク・ウォレス・ジョンソン : 文筆家。『ザ・ニューヨーカー』『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ロサンゼルス・タイムズ』などに寄稿。米軍撤退後のイラクで、米軍に協力したイラク人の通訳や医療関係者が迫害を受けているのを知り、その人たちを難民としてアメリカに呼び寄せるNPO活動を展開。2013年に出版されたデビュー作To Be a Friend Is Fatalはイラク戦争と難民救済活動の体験を綴ったメモワールで、好評を博した

矢野真千子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐倉

    王立音楽院の生徒エドウィン・リストが起こした299点に及ぶ鳥の剥製の盗難事件。なぜエドウィンは犯行を犯したのか、なぜ逮捕された後も100体あまりの剥製が行方不明のままなのか。リストが盗難した標本の多くを集めた19世紀の生物学者ラッセル・ウォレスの時代まで遡り英国の博物館、ファッション、釣りといった羽毛文化の歴史を概観した上で再び事件の起きた2010年へ。ネットコミュニティに蔓延する違法取引を描いた臨場感のある社会派ミステリでもありつつ、科学や博物館の意義を問うルポでもあり読み応えも面白さもある1冊だった。

  • chiem

    いやーすごく面白かった。終盤はページを捲る手が止まりませんでした。すごく馬鹿馬鹿しい世界があるものですね。ハラハラドキドキ、ムカムカ、クスクスさせられました。学びも多く、すごい1冊でした。

  • こひつじ

    実際の犯罪をルポルタージュしたものだけど、なぜ、その犯罪がおきたのか、その盗難物の歴史から紐解いてておもしろかった。が、最初は何を読んでるかわからず時間がかかった…

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