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ブス図鑑(仮)

カレー沢薫

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784778315474
ISBN 10 : 4778315472
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

「cakes」の大人気連載「ブス図鑑」が待望の書籍化!!

「ブス」は個性なのか? 個性的な顔が「ブス」なのか?
そんな言われて嬉しくない言葉に正面から向き合い、
毒を以って毒を制す華麗なる「ブス使い」、
それが「ブスに厳しいブス」ことカレー沢薫。

漫画のみならず、鋭い切り口でコラムも大人気のカレー沢薫による
渾身のブスコラムをここに解き放つ!!

分け入っても分け入ってもブスの山。
ブスを見つめる先には見えるものは何か?

<目次>
「美人は3日で飽きるがブスは3日で慣れる」
はブスが考えた言葉

諦めていないブスにとって、
4月はまたとないビッグチャンス

ブスはブスであること以外、何も続かない

「ブスだけどモテる」と言われている女は
5億%ブスではない

ワーキングブスの顔には
「女の武器無使用」と書いてある

ウィキペディアにも載ってない
「選ばれしドブス様」にふさわしい女子力

ブスは恋をすることにより、
余計「動かざること山の如し」と化す(面構えも武田信玄)

イケてないブスにとってクラスの男子は
近くにあって最も遠い存在。まだ二次元の方が近い

すっぴんで口ひげが生えている女は春の到来を告げるブス

「職業=ブス」は「職業=SASUKE」ぐらいカッコいい

遊びでブスをやっている女はいない。
100%真面目にブスなのだ

セックスに全く縁のなかったブスが一気にヤリマン、
ヤリブスになってしまうことも珍しくはない

ブスにはブスの戦いがあり、脳内でマウンティングする

傘をささない女=「努力できないブス率」が、かなり高い

ブスが「宝塚歌劇団 ブスの25箇条」を読んでみた

「男受け重視」の女は古く言えば「ぶりっ子」、
新しく言えば「賢いヤリマン」

デブが道に転がっていても
ぽっちゃり好きが拾ってくれることはない

ブスの上に面倒くさがり、
そして見た目に気を遣う女をバカにする「ブスの三冠王」

ブスハラは「我こそブスである」という説明から
始めなければいけない

量産型ブスは『小悪魔DOBUSU』を
参考にしているわけではない

腹にダイナマイトだけ巻いて突っ込んでくるブスに
勝てると思ったら大間違いだ

珍妙な格好の個性派ブスは、
服の方がドブス様の顔の個性に負けている

ブスの勝負化粧は「やりすぎ」。塗れば塗るほど、
盛れば盛るほどに顔面をじゃれ殺す

「女のカワイイ」は突発的感情発露などではなく、
そこには千の打算が潜んでいる

ブスの頭に載っているのは「クソ」という名の王冠だ

ボタニカルブスは「パッとしない自分を変えたい
女のために作られた新スタイル」

何を求めるかは人それぞれ、
大半は意味とか考えずにやっているだろう(セックス特集・その1)

「最近の男ってマジ草食系〜」と言ってる女は、
ほぼブス(セックス特集・その2)

「セックスってアレコレ考えながらやるもんだっけ?」
と逆に気が散る(セックス特集・最終回)

「自称サバサバブス」は、
男たちに気を使われていることに気づいていない

無頓着ブスは日光と戦わぬ非暴力服従主義、
殴られるがままのガンジー

故郷の村は焼いたブスもいるかもしれないが、
大体、親がいて故郷がある

パンクロックとブスは親和性が高く、
見た目的にもマッドがマックス

デブは人に夢と希望を与え、
身も引く奥ゆかしさを持った抱きたい言葉ナンバーワン

「金と労力をかけた結果ブス」という
発射失敗ロケットみたいなブス

「あたし、あのドブスさんとパイプあるから」
と言いたくてしょうがない、意識高い系ブス

「自撮りブスしぐさ」を極めて、
そんじょそこらのブスどもに差をつける

ブスは続く、どこまでも


【著者紹介】
カレー沢薫 : 1982年生まれ。OL兼漫画家・コラムニスト。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビュー。自身2作目となる『アンモラル・カスタマイズZ』(太田出版)は、第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ブスのための本と紹介されていたので購入し...

投稿日:2021/04/12 (月)

ブスのための本と紹介されていたので購入しました。結局何が言いたいのかいまいちよくわからなかったし、何一つ解決しなかったけど、とにかく作者さんの言葉選びが秀逸すぎて最後までゲラゲラ笑いながら読めました。

くー さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    図書館の新刊コーナーで見つけて、以前から気になっていた本書を読みました。カレー沢薫、初読です。読んでいて面白くなくはないのですが、辛くなりました。「ブス」は相対的なモノだと思いますが、全体の何%程度なのでしょうか?私も子供時代は気軽に「ブス」と言っていましたが、現在、職場では禁止用語「××」となっています。著者は女性だから書けるんでしょうが、男性作家の場合は、ブスハラスメントで訴えられて、発禁書となるのではないでしょうか(笑)

  • nyaoko

    ブスに始まりブスに終わり、ブスでは締まらないブスの話。所々、ぶはっ!と吹き出す最強ワードの数々。中でも、ブスと言う一言はバルスに匹敵する破壊呪文。確かに目はヤられるな。ブスに老化は効かない。おーけーババア、シミもシワも気にしない。多種多様なブスの生態について語られるが、所詮、ブスはブス。生息場所も個体数も興味はないし、絶滅しないし、亜種であってもブスならば普通なので、よって、為になる本では無い!でも、面白かった!笑った笑った。アルティシア氏の推薦も納得。

  • yanae

    前評判がよかったから、爆笑する心づもりで手に取ったのだけど、ちょっと爆笑まではいかなかったかな?自虐とはわかっているんだけど、自虐度合いがいまいち伝わらなくて、ブスをすごい攻撃してるようにとれてしまい(^_^;)))面白いんだけど、ちょっと前に朝井リョウさんの自虐エッセイ読んじゃってたからなぁ…読む時期を間違えたかも!の一冊でした。でも、いろんなブスがでてきて、クスリはいっぱいしました♥️

  • Akira

    珠玉の名言のオンパレード!あるある・わかるわかる、笑える痛む言葉が多すぎて。付箋が手元に無いことを悔やむほど。でも、、、あれ? 読んだ後全然残ってない!作家さんの言う通りだ(笑)とは言いつつも、『ブスは傘をささない』が頭から離れない。わかる〜。もう一度メモりながら読んで見たい。やー面白かった

  • fwhd8325

    まえがきに「最終的にブスがなんなのかさえわからなくしてしまおう、というのが本書の狙いである」とあるように、これだけ並べられると、まさしく、何が何だか、何を読んでいるのかくらくらするほどです。そういう意味では、著者の狙いにまんまとはまったようです。

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