Product Details
ISBN 10 : 4121024532
Content Description
一六億人にのぼるイスラーム教徒。だが、行動原理は外からは理解しづらく、欧米や日本からの偏見は根強い。本書は、世界的宗教学者がイスラーム一四〇〇年の歴史を概観。誕生から近代化、世俗化との葛藤までを宗教運動や思想的背景とともに解説する。十字軍以降、西洋は歪んだイスラーム像をつくり文明の敵と見なしてきたと指摘し、比較宗教の視点と事実の掘り起こしから、理解の修正を迫る。
目次 : 第1章 イスラームの成立(預言者ムハンマド―アラブ社会とその思想/ 正統カリフ時代―六三二〜六六一年 ほか)/ 第2章 イスラーム国家の発展(ウマイヤ朝と第二次内乱/ イスラームの思想運動 ほか)/ 第3章 イスラーム世界の繁栄(新しい秩序―九三五〜一二五八年/ 十字軍とイスラーム世界 ほか)/ 第4章 世界帝国の時代(イスラーム帝国の時代―一六〜一七世紀/ サファヴィー朝 ほか)/ 第5章 戦うイスラーム(西洋の到来/ 近代的ムスリム国家とは何か? ほか)
【著者紹介】
カレン・アームストロング : 1944年生まれ。オックスフォード大学卒業。ローマ・カトリックの修道女として7年間を過ごす。ユダヤ教系教育機関レオ・ベック・カレッジ(ロンドン)の元講師。1999年にはムスリム公共問題審議会(米)のメディア賞を受賞
小林朋則 : 1967年生まれ。翻訳家。筑波大学人文学類卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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南北
読了日:2019/07/27
HANA
読了日:2017/10/25
逆丸カツハ
読了日:2024/02/04
Tomoichi
読了日:2019/05/19
かごむし
読了日:2019/01/14
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