カレイ・マックウィリアムズ

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日米開戦の人種的側面アメリカの反省1944

カレイ・マックウィリアムズ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794219114
ISBN 10 : 4794219113
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最も悪質かつ根本的な開戦原因。カリフォルニアにおける凄まじい日本人排斥の歴史と、それが国家間の戦いへと拡大していくプロセスをたどり、1944年の時点で米国人同胞に強い自省を促した著作。

目次 : 1章 カリフォルニアの特異性/ 2章 カリフォルニア州の対日戦争―一九〇〇年‐一九四一年/ 3章 西海岸の日本人/ 4章 西海岸からのエクソダス/ 5章 退去と強制収容/ 6章 ひとつのアメリカ/ 7章 日本人に対する偏見の成り立ち/ 8章 未来に向けて/ 終章 一九四四年、アメリカの反省

【著者紹介】
カレイ・マックウィリアムス : 1905‐80年。米国の法律家。コロラド州生まれ。南カリフォルニア大学で法律を学んだ後、弁護士資格を取得。38‐42年、カリフォルニア州移民・住宅局長。49年に出版したNorth from Mexicoでは、メキシコ移民(チカノ)問題を分析。終生、政治家やジャーナリズムが犯しやすいデマゴギーへの警戒を訴え続けた

渡辺惣樹 : 日米近現代史研究家。1954年生まれ。静岡県下田市出身。77年、東京大学経済学部卒業。米国・カナダで30年にわたりビジネスに従事。カナダ・バンクーバー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    著者は1905年コロラド生まれ、法律家でカリフォルニア州移民・住宅局の責任者だった。カリフォルニアの排日運動の歴史が記録されています。外国人土地所有規制法、排日移民法、開戦後の収容所への隔離政策等、日系人に対する差別・弾圧を煽る団体やメディアの存在を浮き彫りにしている、同時に著者は連邦政府に人種問題への取組を提言している。1944年に原著がアメリカで出版されていたのは意義深い。昔L.A.の全米日系人博物館で収容所に纏わる様々な展示を見たはずなのに、殆ど覚えていない残念な自分が悔やまれます。(~_~;)

  • ケニオミ

    米国(カリフォルニア州)での日本人に対する差別が先の大戦の原因の一つとは思っていましたが、これほど酷いとは思いませんでした。白人とは言え、東海岸で差別を受けてきたアイルランド人がカリフォルニアに渡って来て、自分達の受けてきた差別を東洋人に対して行ったという構図です。黒人差別が続いていた南部諸州は差別に同意し、優生学上最上位を占めていると思っていたWASPでも、日本がロシア相手の戦争に勝利すると、自分達の優位性を守るため、差別する側に回ります。しかし、本書を1944年に上梓した米国の懐は広い。お薦めです。

  • lico

    一度目にこの本を読んだ後に442部隊のドキュメンタリー見て、偶然100年前の新聞を見ているときに加州の外国人土地規制法の記事を見かけたことで、よりこの本について意識するようになった。 この本は第二次大戦時の日系移民の受けた悲劇を当時アメリカ全土にあった人種差別の一側面であると論じている。 残念ながら、今日の世界は、またアメリカにおいても人種差別はなくなっていないが、本書を通して私たち一人一人が考えることが大事なことであると思う。 アメリカで当時起こったこの出来事はいまだにどこでも起こりうるのだから。

  • kozawa

    主に二十世紀に入ってからの米国の反日感情に関係する話を掘り下げているが、少々ひねくれたことを言えば、米西戦争やら、19世紀の東アジアと欧州やら色々頭に入ってないでこれを読んでもねぇと思わなくはないが。翻訳者のポジションがポジションだけに翻訳のバイアスが大丈夫か気になるけど検証してないからわからない。

  • にかの

    時代が立っても、国が変わっても、自分と違う人間を否定して、排除しようとする人間の浅はかさは変わらないなぁと思いました。特定の国の人たちを必要以上にこき下ろして嘲笑しているような人たちには特に読んでもらいたいですよ、これ。

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