カルロ・ギンズブルグ

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ミクロストリアと世界史 歴史家の仕事について

カルロ・ギンズブルグ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622085454
ISBN 10 : 4622085453
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

長年にわたり世界の歴史学を牽引してきた著者の現在を伝える日本語版オリジナル編集の7篇。さまざまな観点から「歴史とは何か」を考える書でもある。

目次 : 緯度、奴隷、聖書―ミクロストリアの一実験/ 世界を地方化する―ヨーロッパ人、インド人、ユダヤ人(一七〇四年)/ わたしたちの言葉と彼らの言葉―歴史家の仕事の現在にかんする省察/ ヴァールブルクの鋏/ 内なる対話―悪魔の代言人としてのユダヤ人/ ミクロストリアと世界史/ 無意志的な啓示―歴史を逆なでしながら読む

【著者紹介】
カルロ・ギンズブルグ : 歴史家。1939年、イタリアのトリーノに生まれる。ピサ高等師範学校専修課程修了。ボローニャ大学・近世史講座教授、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校教授を経てピサ高等師範学校教授

上村忠男 : 1941年兵庫県尼崎市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    記録資料の言葉に対して歴史家は自らの言葉との距離を常に意識する必要がある、と著者は考える。歴史家の仕事は言語化しやすいアーカイブ資料(文字を持つ権力が書籍化した言語資料)よりも、断片的でアーカイブ化されにくい資料(陶器の断片や商業文書、パンフレットなどに見られる「意図せざる証拠」)に目を向けるべきだ、と本書は説き、さらに実践する。17-18世紀の無名の人々の断片を証拠として扱い、その関係を探る著者は、明晰な探偵のようだが、その論はジグザグに進みつつ、ヴァールブルグが唱えた非言語的な「情念定型」へと迫る。

  • Go Extreme

    歴史解釈: 歴史家 史料分析 文化比較 ナラティブ 証拠評価 方法論 歴史再構築 植民地政策と奴隷制:オランダ東インド会社 植民地主義 労働力確保 正当化倫理 奴隷文化 経済構造 人種的偏見 所有権と統治:ジョン・ロック 統治論 労働と財産 土地利用権 神の所有権 正義と衡平 経済的支配 歴史と政治的影響:ヴェーバー 資本主義 宗教倫理 プロテスタンティズム マルクス主義 経済と権力 社会構造 歴史的意識 ユダヤ人の歴史的役割:文化的対話 民族認識 宗教と政治 出エジプト批判 歴史的排除 近代史解釈

  • takao

    ふむ

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