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Just Money 未来から求められる金融

カリトン・カウファー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784322139808
ISBN 10 : 4322139809
Format
Books
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ESGやSDGsを超える未来の金融の姿。世界にはこんな素敵な銀行がある!

目次 : 第1章 ジャスト・マネー―変化をもたらす手段としての金融(ジャスト・バンキング:エゴシステムからエコシステム金融へ/ 私たちの未来は銀行にかかっている ほか)/ 第2章 トライアングルアンカー―ガバナンス、組織、リーダーシップを再考する(利益とミッションの間にはトレードオフが存在しているか?/ ジャスト・バンキングの原則を堅持するための組織的なアンカリング(Institutional Anchoring) ほか)/ 第3章 ジャスト・バンキングをめぐる制度的な課題と機会(金融セクターにおける制度的な課題/ ジャスト・バンクにおける制度的な課題 ほか)/ 第4章 インパクトを理解するための学習基盤(複雑系の学習プロセスとしてのインパクトの計測/ インパクトを生み出すための4つの戦略 ほか)/ 第5章 ジャスト・マネー―エゴシステムからエコシステム金融へ(ビジネスと社会の関係/ エコシステム視点からの革新 ほか)

【著者紹介】
カトリン・カウファー : MIT都市研究計画学部コミュニティ・イノベーターズ・ラボのJust Moneyプログラムディレクター、およびプレゼンシング・インスティテュートのエグゼクティブ・ディレクター。専門分野は、リーダーシップ、組織変革、バリュー・ベースド・バンキング(価値を大切にする金融)のほか、変革的リテラシー研究。中堅企業やグローバル企業、非営利法人に加えて、国際開発組織と協働。2013年、ミッション・ベースド・バンキングをテーマとしたMITx Just Money大規模公開オンライン講座を共同で創設。また、同僚とともに、「価値を大切にする金融のグローバル・アライアンス(gabv.org)」の会員行向けGABVリーダーシップアカデミーを立ち上げている。ドイツのヴィッテン・ヘアデッケ大学で経済学博士号を取得。MITスローン・マネジメント・レビューで同誌の年間最優秀論文に与えられる“Richard Beckhard Memorial Prize”を受賞した

リリアン・ステポネイティス : 米国カリフォルニア州オークランドを本拠とするセルフ・ヘルプ連邦信用組合(SHFCU)の特別プロジェクトマネジャー、MITコミュニティ・イノベーターズ・ラボ(CoLab)の大学院フェロー。CoLabでの専門領域は、金融機関がより公正・公平・民主的な経済の創造のために果たす役割。2016年、カトリン・カウファー博士と共同でJust BankingをテーマとしたMITx Just Moneyオンライン講座の研究開発に従事。同講座はこの分野では初めての試みであったが、世界中で数万人の参加を得ている。SHFCUでは現在、研究者としてのキャリアや知見を実践に活かして、革新的な貸出プログラムや地域貢献型の不動産プロジェクトの開発運営に携わっている。ノースカロライナ大学チャペルヒル校にて、経済学と地理学で学位、マサチューセッツ工科大学にて都市計画学の修士号を取得

江上広行 : 株式会社URUU代表取締役、一般社団法人価値を大切にする金融実践者の会(JPBV)代表理事事務局長、グロービス経営大学院専任教授、一般社団法人エミーバンク協会理事。1967年石川県金沢市生まれ。1989年金沢大学経済学部卒業。地方銀行、システム開発会社を経て2018年9月株式会社URUUを設立。「利益よりも価値を大切にする金融の普及」「創発を生む組織対話のファシリテーション」「その人らしさを解放するリーダーシップ教育」「ワークショップ『エミー・ゼニーゲーム』」などの事業を営んでいる

大濱匠一 : 1980年株式会社横浜銀行入行、デリバティブ商品開発、海外支店等でリスク管理等に従事、2001年よりNY駐在員事務所にて米金融市場・米銀動向等の調査実施、SRIに関心を持つ。帰国後は営業戦略本部等勤務を経て2018年退職、横浜国立大学国際社会科学府博士課程前期入学、2020年修了。現在、同博士課程後期にて「ソーシャル・ファイナンス」をテーマとした研究を継続しつつ、JPBVの活動を支援。CFA、日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この言葉だけ聞くとどのようなものかを想像するのかは難しいと思います。読んでみてローマクラブが「成長の限界」で述べた金融版のような気がしました。すなわち今でいうとSDGsの金融版ということがいえるでしょう。今後様々な金融業が参入してくると思いますが従来の銀行がこのような行動基準で動いて行くことが求められるのではないかと思います。日本の金融機関ではこのような考え方を標榜しているのは第一勧業信用組合だそうです。

  • ショア

    Just、本来の金融のあるべき姿を描く。 銀行口座を持っていないかノンバンク依存者は米国で25%世界では30%以上。トリオドス銀行は顧客の資産を何に融資しているかを公開、預金者に間接的な預金責任を訴えた。ギャンブル,原子力,遺伝子工学,兵器,工場式農業などへの融資を排除。環境や社会課題へポジティブな企業には能動的に融資する。Ex太陽光発電は再生可能エネルギーへの融資として望ましいがオーガニック飼育ではない工場式養豚場の太陽光発電融資は断る。良心に恥ない融資。企業活動の透明性。イメージ戦略ではない世界。

  • Go Extreme

    ジャスト・マネー: ジャスト・バンキング エゴシステム→エコシステム金融 金融と貨幣 原理 イノベーション トライアングルアンカー―ガバナンス、組織、リーダーシップを再考する利益とミッションの間にはトレードオフが存在しているか: 原則を堅持するための組織的なアンカリング 制度的な課題と機会 インパクトを理解するための学習基盤: 複雑系の学習プロセス・インパクトの計測 インパクトを生み出す4つの戦略 ジャスト・マネー―エゴシステムからエコシステム金融へ: ビジネスと社会の関係 エコシステム視点からの革新

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