Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784409030981
ISBN 10 : 4409030981
ISBN 10 : 4409030981
Format
:
Books
Release Date
:
July/2018
Content Description
カント以降の哲学を相関主義として剔抉し、哲学の“明日”へ向かったメイヤスーに対し、現代生物学の知見を参照しつつカント哲学の読み直しを試みた注目作。理性のあらゆる経験に先立つとされるアプリオリなものは、もはや役立たずの概念なのか。遺伝子の環境のかかわりを探求するエピジェネティクスを手掛かりに、カントに、そして肖学そのものに新たな力を賦活する。
目次 : 『純粋理性批判』のパラグラフ57/ 懐疑的態度におちいるカント読解/ 発生と後成的作用の差異/ カントの「最小の前成説」/ 胚、種、種子/ 「新懐疑論」的テーゼとその進化/ 後成説からエピジェネティクスへ/ 暗号から書物へ/ 還元しがたきフーコー/ 時間、まったき問い〔ほか〕
【著者紹介】
カトリーヌ・マラブー : 1959年生まれ。英キングストン大学近代ヨーロッパ哲学研究センター教授
平野徹 : 1967年生まれ。中央大学法学部政治学科卒。ストラスブール大学哲学部修士課程中退。仏語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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