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ISBN 10 : 4306047032
Content Description
ル・コルビュジエ、シャルロット・ペリアン、バウハウス…建築家たちによる台所のデザインと暮らしの近代史。
目次 : 1 台所空間の縮小化―失われたテーブルと椅子(進歩として扱われる移動可能なテーブルの消失/ 20世紀初頭フランスの台所の建築レシピ―類型の多様性/ 台所の建築的レシピ―モデルの発明と展開 1920〜1930年/ 建築家たちのライバル意識―モデルの伝播とテイラーリズムの普及 1920〜1930年/ アナザー・レシピ―ユートピア、余暇における居住環境)/ 2 窓がなくなり、リビングに開かれた台所(窓がなくなり、リビングに開かれた台所/ 戦後の台所のレシピ―ベビーブーム期における標準化/ 建築家の役割/ シャルロット・ペリアンの多彩な台所/ 1950年代の建築モデルは存続する)/ 3 獲得した時間と失われた空間を探し求めて(時間を節約して何を獲得したのか/ 獲得した時間、失った空間、食事の準備/ 20世紀の男性、女性、子ども、そして台所/ 歴史の教訓/ 今日の問い/ 結論)/ 付録 今日のキッチン・カード
【著者紹介】
カトリーヌ・クラリス : 建築家・インテリアデザイナー。国立装飾芸術学校で学び、レンゾ・ピアノ、イヴ・リオン、ジャン=ピエール・ブッフィ、イザベル・エベイ、フェルナンド・モンテス、アルド・ロッシなどの設計事務所での実務経験を経て、DEAインタースクールで研究に従事。パリ・ベルヴィル国立建築学校で「建築・都市プロジェクト―理論と装置」を開催。パリ・マラケ建築学校、国立装飾芸術高等学校で教鞭を執る。また、リール国立建築景観学校の研究所LACTHで研究活動に従事。建築・都市計画と健康、生態学的危機への関心や、シャルロット・ペリアンなどの女性アーティスト・建築家の作品に着目。また、パトリック・ブシャンが設立した建築アトリエNotre Atelier Commun(NAC)の代表を兼務
須崎文代 : 建築史家。神奈川大学建築学部住生活創造コース准教授、日本常民文化研究所所員、博士(工学)。2004‐5年日本EU政府国費留学AUSMIP、2006年千葉大学大学院博士前期課程修了、2015年第1回日本生活学会博士論文賞受賞。主に、近代住宅史を専門とし、台所、風呂、便所などの生活空間や、地球環境や生活の共同性に着目した研究活動を行っている。日本常民文化研究所基幹共同研究「便所の歴史・民俗に関する総合的研究」研究代表、「小さな地球プロジェクト 里山スクールオブデザイン(SSD)」参加、旧佐久間家住宅の保存・活用プロジェクト、旧渡辺甚吉邸サポーターズなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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