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血と汗と鉄にまみれた完成までのデスロード 「マッドマックス 怒りのデスロード」口述記録集 (仮)

カイル・ブキャナン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801934443
ISBN 10 : 4801934447
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の二十年にわたる制作の真相を伝える本書は、おもに総勢一三〇余名に著者が新たにおこなったインタビューで構成してあり、キャスト&スタッフはもとより、この映画の著名なファン多数からも話をきいた。

目次 : 第1部 狂った世界を創る(生存者たちの証言/ 狂気の仕掛け人/ 昔はみんな、テレビを見ていた ほか)/ 第2部 スリルに一撃(戦闘準備/ サイコーな日だせ!/ おれの名はマックス ほか)/ 第3部 旅路の果て(心が壊れたら/ 「そんなのは『マッドマックス』の結末じゃない」/ 最後の戦い ほか)

【著者紹介】
カイル・ブキャナン : “ニューヨーク・タイムズ”紙のポップカルチャー担当記者。映画賞シーズンには“ザ・プロジェクショニスト”として同紙にコラムを執筆している。ナショナル・アーツ&エンターテインメント・アワードのジャーナリスト・オブ・ジ・イヤーを受賞。“ニューヨーク・マガジン”誌のウェブサイト“ヴァルチャー”編集主任時代は映画業界をレポートした。南カリフォルニア生まれ

有澤真庭 : 千葉県出身。アニメーター、編集者等を経て、現在は翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ねりわさび

    Gミラー監督をはじめMADMAXに携わった全人物の発言を集大成した口述記録。第1作から最新作フュリオサ、その続編まで事実のみをインタビューしておりたいへん読み応えがある。560Pという分量でありながら長さを感じさせない構成も凄い。映画を観た人もこれから観る人にもお勧めする秀逸なドキュメンタリーでした。とても面白かったですね。

  • kei-zu

    映画の公開時、娘の同級生(高校生)が1人きりで3回観に行ったという。 本書は、関係者への膨大なインタビューから、何度もの製作挫折と撮影現場の苦難、映画会社からの圧力とそれを跳ねのけての世界的な評価まで、それこそ映画に描かれるような苦難の道のりを明らかにする。 関係者の発言は、DVDの特典映像にあるメイキングのように構成され、読みやすい。本書を読んでいる間、ずっと映画の音楽が頭の中で鳴っていました。

  • たらお

    ハリウッド映画ビジネスがこれだけ野心的で特異な作品を今後生み出すことができるだろうか?というのが、最近読んだ「ハリウッド映画の終焉」から思うこと。商業主義的で安牌な作品が増える中、制作に20年もかかった『怒りのデス・ロード』は爆発的な狂気に満ちたものとなった。制作は何度も頓挫しかけ、ロケでは監督・俳優が精も根も尽き果て、制作・編集にあたってもハリウッドから横槍が入る。そんな困難な中、映画史に残る傑作がどのような過程で作り上げられていったのかを存分に堪能することができる。スピンオフの『フュリオサ』も楽しみ。

  • 活字スキー

    ジョージ・ミラー監督が自身の原点となるシリーズの最新作を撮ろうと思い立ってから実際にそれが公開されるまでに何があったのか、あらゆる意味でMADを極めた奇跡の超傑作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が辿った壮絶な道のりに迫るオーラル・ヒストリー。130名を超える関係者にリモート取材、550ページの大ボリュームさえも、製作に費やされた約18年を思えば決して大げさとは言えないだろう。どこを読んでももれなくMAD、なんてラブリーな本なんだ!!V8を讃えよ!!!

  • 北白川にゃんこ

    何が彼らをそこまで駆り立てたのか!まさにマッドがマックスでなければこの怒りのデス・ロードは完成しなかったであろう。狂奔と現実のすり合わせも興味深かった。予算と自然には勝てない!

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