Books

オードリー・タン デジタルとaiの未来を語る

オードリー・タン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833423991
ISBN 10 : 4833423995
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

2020年に全世界を襲った新型コロナウイルス(COVID‐19)の封じ込めに、成功した台湾。その中心的な役割を担い、世界のメディアがいま、最も注目するテクノロジー界の異才が、コロナ対策成功の秘密、デジタルと民主主義、デジタルと教育、AIと社会・イノベーション、そして日本へのメッセージを、自身の言葉で語りつくす!

目次 : 序章 信頼をデジタルでつないだ台湾のコロナ対策/ 第1章 AIが開く新しい社会―デジタルを活用してより良い人間社会を作る/ 第2章 公益の実現を目指して―私を作ってきたもの/ 第3章 デジタル民主主義―国と国民が双方向で議論できる環境を整える/ 第4章 ソーシャル・イノベーション―一人も置き去りにしない社会改革を実現する/ 第5章 プログラミング思考―デジタル時代に役立つ「素養」を身につける/ 終章 日本へのメッセージ―日本と台湾の未来のために

【著者紹介】
オードリー・タン : 唐鳳。台湾デジタル担当政務委員(閣僚)。1981年台湾台北市生まれ。幼い頃からコンピュータに興味を示し、12歳でPerlを学び始める。15歳で中学校を中退、プログラマーとしてスタートアップ企業数社を設立。19歳のとき、シリコンバレーでソフトウエア会社を起業する。2005年、プログラミング言語「Perl6(現Raku)」開発への貢献で世界から注目。同年、トランスジェンダーであることを公表し、女性への性別移行を開始する(現在は「無性別」)。2014年、米アップルでデジタル顧問に就任、Siriなど高レベルの人工知能プロジェクトに加わる。2016年10月より、蔡英文政権において、35歳の史上最年少で行政院(内閣)に入閣、無任所閣僚の政務委員(デジタル担当)に登用され、部門を超えて行政や政治のデジタル化を主導する役割を担っている。2019年、アメリカの外交専門誌『フォーリン・ポリシー』のグローバル思想家100人に選出。2020年新型コロナウイルス禍においてマスク在庫管理システムを構築、台湾での感染拡大防止に大きな貢献を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mint☆ 現在ログイン率低下

    ネットの記事などはよく読んでいたけど著書は初めて読みました。日本の出版社から日本向けに書かれているので、AIと人間の関係はドラえもんとのび太のようなもの、とアニメに例えたりして誰にでもわかりやすくなっています。「一人も置き去りにしない社会改革を実現する」「自分が何をしたいかではなく、人々が何を望んでいるのかを考える」。公僕の中の公僕になると宣言したタン氏。柔軟で賢くて行動も早い。こんな方が日本のトップにいたらなぁ。

  • ひろき@巨人の肩

    台湾デジタル担当政務員オードリー・タンの描く民主主義の未来。コロナ感染抑制など近年の台湾民主主義成功の秘訣は3つ。李登輝総統時代より受け継がれる国民の民主主義への責任感、蔡英文総統や著者の静かなるリーダーシップ、デジタル技術による直接民主主義的な施策。デジタルに対する哲学は3点。柄谷行人氏提唱の交換様式Xに必要なマインドは自発性、相互理解、共好。社会イノベーションと社会セーフティネットの両立がインクルージョンに繋がる。5Gの地方優先設置、軽度認知症高齢者の社会参画など。創造力は常に更新。AIとの共存可能。

  • ゆいまある

    今最も気になる人、オードリー・タン。日本の会社に頼まれて出した初の自伝。頭のいい人とは知っていたけど、驚かされるのは徳の高さ。人としての魂のステージが高い。苦労の多い人生だったろうに、ひとことも愚痴も悪口も書いてない。その高い知能を人々の幸福の為に使うと決めて様々なアプリを開発。台湾という未来を江戸時代から見てるみたいな感覚になる。こういう人が出てきて人類は進化して、ブッダとかキリストみたいに後世まで語られるのだろう。ただ、あまりに魂が美しすぎて、私のような泥水の中にいる人間には眩しくて読みにくかった。

  • あすなろ@no book, no life.

    些か混沌としている向きあるが、台湾政府閣僚である注目のオードリータン氏自著。幾つかの面取りをしてみた。一つは氏の生い立ち。次にデジタルの今後に関する考え方。3点目に彼が考える民主主義。4点目に台湾のそしてその若者の民主主義。どれも興味深い。実は読者の僕が受けたのは自分の考えが古くなってきているということ。どの面も傾聴に値する。次に、これは互いの国の近代史や政情に影響されること大だから仕方ない面もあるが、我が国との我々の世代や若者の民主主義や政治に対する考えや対応が異なる事。是非我が国の若者に一読頂きたい

  • Willie the Wildcat

    信頼関係の根柢となる青銀共創の精神。デジタル技術は、あくまで土壌整備のツール。Facilitatorを自認する著者、故に公僕中の公僕。縦割り行政や、政民の壁の解消施策は、(日台の単純比較はNGだが)参考の価値あり。印象的なのが、”美意識”や”素養”などLiberal Artsの重要性を暗喩させる点。今でも肝に銘じているが、プログラマーだった私の若い頃の師匠の教えと同じ。同様の視点で著者が何故、政民両方から必要とされたのかを見直すと、日本も人材の観点でヒントになる気がする。著者の今後の更なる活躍を期待。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items