オーガスト・ダーレス

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ジョージおじさん 十七人の奇怪な人々 ナイトランド叢書

オーガスト・ダーレス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883752584
ISBN 10 : 4883752585
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中川聖 ,  

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    怪奇小説短編集。ダーレスというとラヴクラフトの弟子にして、クトゥルー神話の功罪が語られる事が多いが、本作は神話とは関係のない怪奇小説を収録したもの。『淋しい場所』を読んで仰天した時にも思ったのだけど、やっぱり著者の本領とは神話ではなくこういう郷愁に満ちた短編にあるように思えるなあ。本書に収録されているのはどれも古式ゆかしい怪奇小説だけど、表題作はじめ少年や少女と亡くなった人や超自然な力を持つ人間との応報や守護を扱ったものに面白いのが多い。このご時世にこういう古典的な怪奇小説を読めるのが何とも嬉しかった。

  • くさてる

    ダーレスってなにを書いた人だろうと考えて、以前、アンソロジーで読んだ「淋しい場所」を思い出した。あの怖さ、寂しさ、人間の弱さが生み出すこの世のものでなさがこの短編集にも詰まっています。ホラーというよりは怪奇小説、幽霊譚という表現が似合います。

  • Kouro-hou

    ダーレスはホラー界の恩人でもある偉人。でもその小説や編集においおい!と思った人も沢山いるはず。そんなダーレスのクトゥルーでない短篇集。とにかくノスタルジー感あふれる少年少女モノとなるとやっぱりこの人はとても生き生きしてるのだ。表題作の「ジョージおじさん」なんかは怪異が暴れて死人(複数)も出るが、いい話ダナー的にまとめる力技がよいw 浮気をして追い出し、その後死んだ元カノが帰ってくる「マーラ」なんかもほのぼのしてるw パターンが似通っている話も多いが読んでて優しい。やっぱクトゥルーには向いてな(以下自粛)。

  • きゅー

    オーガスト・ダーレスといえばラブクラフトのホラー小説をクトゥルフ神話として体系化した人物として有名だろう。そういう経緯から、私は彼のことを理論派の、どちらかと言うと頭でっかちの人物としてイメージしていた。しかし、この『ジョージおじさん』に収録された小説からは、むしろ人情的で善を尊ぶ様子が窺え、非常に驚かされた。訳者によればダーレスは作家業の他に、地域の青少年教育に尽力し、ウィスコンシン大学で教鞭をとるなど多方面で精力的に働いていたという。意外だ。

  • shamrock

    ダーレスの作品をまとめて読んだのは初。好きな作風だった。ビショップス・ギャンビットがお気に入り。

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