Product Details
ISBN 10 : 4336074100
Content Description
夜の十一時、八人の著名な男女が、差出人の名前のない謎の電報によってニューオーリンズの二十階建ての高層ビルの屋上にあるペントハウスで開かれるパーティーに招待される。電報で主催者は独創的なパーティーの夜を約束していたが、主催者が何者であるかは誰にも知らされていない。彼らは奇妙な取り合わせのメンバーで、全員が互いに特定の人物を憎んでいた。主催者の正体をめぐって各自がさや当てをしていると、突然、部屋に据えられたラジオから主催者の声が流れてくる。ラジオの声は彼らに、これから生死をかけた最も刺激的で愉快なゲームをすると告げる―ゲームに勝たなければ、彼らは今夜、ひとりずつ死ぬことになると。思わぬ状況に直面した彼らは部屋から逃げようとするが、ドアには触れれば死に至るほどの電気が流れ、電話もなく、地上二十階にあるペントハウスでは脱出するいかなる手段もないことに気づく。パニックに襲われた彼らひとりひとりにやがて死が忍び寄る―。『そして誰もいなくなった』の謎の招待主U・N・オーエンを思い起こさずにはいられない「オーエン」・デイヴィスが、劇場で観客が耐えうる限りのスリルと興奮、恐怖とサスペンスを詰め込んだ傑作戯曲の幕が開く!
【著者紹介】
オーエン・デイヴィス : 1874‐1956。アメリカの劇作家。生涯の大半をニューヨークで過ごし、200本以上の戯曲を執筆した。劇作家としての最初の20年間は、定型に沿った大衆演劇を制作、世紀末の巡業で大成功をおさめ、富と名声を手に入れた。1919年には、アメリカ劇作家組合(Dramatists Guild of America)の初代会長に選出される。1921年のThe Detourでそれまでとは異なる作風に舵を切り、Icebound(23)でピューリッツァー賞(ドラマ部門)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
藤月はな(灯れ松明の火)
読了日:2023/11/25
だるま
読了日:2023/11/08
蝸牛
読了日:2023/10/06
asobi
読了日:2023/12/24
koo
読了日:2024/03/24
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

