Product Details
ISBN 10 : 4863898290
Content Description
ロンドンに住む10歳の少年ヘクターは学校一のいじめっ子。ある放課後、ヘクターは公園でホームレスの男性にイタズラを仕掛けるも失敗に終わり、その報復に、彼のリアカーを池に沈めてしまう。そしてその一部始終を、クラスの優等生メイ・リーに目撃されてしまった。
同じ頃、ロンドン街頭ではさまざまな彫刻作品の窃盗事件が起こる。事件現場にはホームレスの通信用シンボルマークが描き残されており、警察は犯人はホームレスだと予想する。
メイ・リーの父親が運営するホームレス支援食堂「スープキッチン」の人々、そして公園のホームレス、トーマスらとの交流を経て、自らの考えの過ちに気づいていくヘクター。もしかして、連続窃盗事件もホームレスの仕業ではない?! ヘクターはトーマスと力を合わせ、事件解決に奔走する!
当たり前のように言われている「自己責任」って一体どういうことだろう? 事件の謎解きとともに、社会への関心がぐんと深まる一冊です。
【著者紹介】
オンジャリ Q・ラウフ : 人権活動家として、女性や子どもへの虐待や犯罪をなくすためNGO「Making Herstory」と難民の救済をめざすNGO「O’s Refugee Aid Team」を創設。児童書作家としてのデビュー作『5000キロ逃げてきたアーメット』(久保陽子訳、Gakken)でウォーターストーンズ児童文学賞総合賞、ブルーピーター文学賞ほか数多くの賞を受賞
久保陽子 : 1980年生まれ。東京大学文学部英文科卒業。出版社で児童書編集者として勤務ののち、翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ぱに
読了日:2025/10/30
shoko.m
読了日:2024/11/01
ふぅ
読了日:2025/08/10
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