オレナブライチェンコ

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ウクライナの料理と歴史 豊かな文化と伝統をたっぷり味わう80レシピ

オレナブライチェンコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093070140
ISBN 10 : 4093070148
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今こそ知りたい食べたいウクライナの料理

世界有数の穀倉地帯で、“世界のパンかご”とも呼ばれてきたウクライナには、四季折々の豊かな食材や人々の暮らしのなかで培われてきた食品加工や保存の技術、そして、多彩な食文化があります。

日本ではロシア料理に分類されがちなボルシチが、実はウクライナ発祥だったりと、東スラブの伝統の源とも言える存在。そんなウクライナ料理を重要な文化財として発信するプロジェクトのもと制作されたのが本書です。

「甘味」「酸味」「塩味と塩漬け」など味覚の特色から、「乳製品」「サーロ」などウクライナ料理に欠かせない食材のこと、おもてなしや祝祭日の食の伝統・慣習までを専門家が詳しく解説。レシピはボルシチワレヌィキ(ウクライナ風餃子)、ホルプツィ(ロールキャベツ)、キーウケーキなど、ウクライナの食卓に欠かせないメニュー80点を収録。すべてウクライナ国内の有名シェフたちが伝統的な料理をもとに、本書のために考案したものです。

食は言語であり、土地の歴史や人々の暮らしを映し出す文化。眺めて、読んで、作って食べて。ウクライナ料理の世界を堪能できる一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
ウクライナ料理を文化として多面的に掘り下げた、“ウクライナ料理大全”と言っても過言ではない料理書です。レシピで使用する食材には日本では入手困難なものもありますが、ウクライナの味をそのままお伝えするため変更はせず、日本で暮らすウクライナの方々のアドバイスのもと代用可能な食材を提案しています。おいしい料理を通じてウクライナ文化を知り、親しめる一冊です。
目次

1,ウクライナ料理の伝統から
2,ウクライナのおもてなしの伝統
3,季節の料理
4,甘いお菓子
5,お祝いの日の料理
6,ウクライナ式料理外交
参考文献 謝辞

【著者紹介】
田中裕子 (書籍) : フランス語翻訳家。おもな訳書に『グランミシュラン〜ミシュラン調査員のことば』(アンドエト)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    どの国でも料理と歴史と風土は三位一体の関係にある。スターリンの強権支配で多くの餓死者を出し、ナチス占領下で独ソ戦の最前線となり、今またロシアとの死闘を続ける悲劇の国ウクライナだが、決して他国の支配に屈さないとの意思が料理にも表れている。欧州のパン籠とも称された平坦で自然豊かな大地が広がり、東西南北から様々な民族が行き交ったウクライナでは、食べるだけでなく客を歓待したり議論しながら会食するための料理が多いようだ。恵まれた素材を生かして目にも鮮やかな多種多彩な料理を工夫し、自分たちの存在を訴えかけてくるのだ。

  • 中玉ケビン砂糖

    図書館でふと見つけた大判の料理本。伝統的な家庭の味から特産物を使った祝いの料理(ソバの実を詰めたコイの姿焼き!)、そして見たことのないお菓子に料理外交の事柄まで網羅し、色とりどりの映える写真も豊富に目でも楽しめる。序でも結びでも禍中のことにはまず触れない(2022年刊)。灰褐色よりも極彩色を、缶詰よりも作り立ての一皿を。つまるところ人は食わねば生きられない。食べる楽しみがなければ人生は見つからない。

  • Tatsuhito Matsuzaki

    現在、世界中の注目を集めるウクライナ。 本書では、"#世界の穀物庫" とも呼ばれるこの地域の多種多様な食材を使ったバラエティ豊かな料理を紹介します。 ちなみに、代表的なウクライナ料理といえば、そう、ボルシチ です! #ボルシチ #パン #ソーセージ #ワレヌィキ #ホルブツィ #料理外交 #ウクライナ #日本

  • koharu8

    ウクライナ料理の奥深さを知ることができるレシピ本。レシピは一流のシェフたちが一般の人でも作りやすいようにアレンジしたもの。どれもカラフルでページをめくるだけでも楽しい。伝統を大切にし、100年以上受け継いできた調理法もあって興味深かった。そして季節の特産品やマナー、習慣など、ウクライナの人々が大切にしているものも知ることができて、ウクライナという国を身近に感じた1冊だった。

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