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ISBN 10 : 4152101857
Content Description
オスマン帝国末期の1901年。東地中海に浮かぶミンゲル島では、ペスト流行の噂が囁かれていた。ペスト禍を抑え込むため皇帝アブデュルハミト二世の命で派遣された疫学者は、何者かの手によって惨殺される。代わりに送り込まれたヌーリー医師と、その妻、アブデュルハミト二世の姪にあたるパーキーゼ姫は、ペスト撲滅のために島に降り立つ。だが二人は秘密裡に、疫学者殺害の謎を解き明かす使命も負っていた―。トルコ初のノーベル文学賞作家、オルハン・パムクが、架空の島を舞台に人間と疫病との苛烈な闘いを克明に描く傑作歴史長篇、ついに開幕!
【著者紹介】
オルハン・パムク : 1952年、イスタンブル生まれ。トルコ初のノーベル文学賞作家。イスタンブル工科大学で建築を学んだあと、イスタンブル大学でジャーナリズムの学位を取得。1982年発表のデビュー作『ジェヴデット氏と息子たち』(未訳)がトルコで最も権威のあるオルハン・ケマル小説賞を受賞。その後に発表した作品もトルコ、ヨーロッパの主要文学賞に輝き、世界的な名声を確立する。1998年発表の『わたしの名は赤』はニューヨーク・タイムズをはじめとする世界の有力紙誌で激賞され、国際IMPACダブリン文学賞を受賞。2002年の『雪』も同様の高評価を受け、2006年にはノーベル文学賞を受賞した。2008年に『無垢の博物館』、2014年に『僕の違和感』、2016年に『赤い髪の女』、2021年には、本書(以上早川書房刊)を発表した。毎年ニューヨークのコロンビア大学で1学期間だけ教鞭を執っている
宮下遼 : 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、大阪大学人文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro
読了日:2023/01/07
パトラッシュ
読了日:2022/12/15
どんぐり
読了日:2023/01/28
NAO
読了日:2023/04/08
崩紫サロメ
読了日:2022/12/09
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