Product Details
ISBN 10 : 4560096635
Content Description
文学、思想、美術、演劇、映画、アニメーション…あらゆる領野に遍在する「サーカス的なるもの」。その根源と彼方に向かい、文化史を書き換える未曾有のサーカス論。
目次 : 第1章 サーカス空間のダイナミズム(サーカス―非定住文化/ *Vertmen:サーカスの神話的根源)/ 第2章 人間と動物の共生(サーカス芸術における生命中心主義の表象/ サーカスにおける動物演劇化)/ 第3章 アヴァンギャルドとサーカス(未来派と転移のファクトゥーラ/ (ポスト)革命期の社会文化空間における「文化の分子」としてのサーカス)/ 第4章 サーカスと権力(ソヴィエト・サーカス―脱構築「工場」/ サーカス的曲芸と、ソヴィエト無声映画のニュー・ヒーローの身体コード/ クレクス、フェクス、ペクス(フェクスのエクサントリック映画における手品と手品師について))/ 第5章 飛翔・変容する身体(人間大砲/ 幻想的・夢幻劇的パントマイムから現代アニメーションへ/ ロシアの見世物文化における「呑みこみ芸人」について)
【著者紹介】
オリガ・ブレニナ=ペトロヴァ : 幼少期をカブールで過ごし、ロシア科学アカデミー言語学研究所(サンクト・ペテルブルグ)で研究員をつとめたのち、1996年よりドイツ在住。現在はチューリッヒ大学スラヴ学研究所特別研究員、コンスタンツ大学講師。文学研究、哲学、芸術理論、文化学、記号論などのアプローチを用いた論文多数
桑野隆 : 1947年生まれ。東京外国語大学大学院(スラヴ系言語)修了。元早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻はロシア文化・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
