Books

ルバイヤ-ト 中世ペルシアで生まれた四行詩集

オマル・ハイヤーム

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837304302
ISBN 10 : 4837304303
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2005
Japan

Content Description

中世ペルシアの四行詩集「ルバイヤート」の、日本初の英・日対訳詩画集。フィッツジェラルドの優れた英訳と竹友藻風の流麗な邦訳、そしてバルフォアの挿絵に彩られたルバイヤートの世界が心ゆくまで堪能できる1冊。

【著者紹介】
オマル・ハイヤーム : 1048年頃ペルシアのホラサーン州の都城ニーシャープール(現在のイラン東北部)の近くで生まれ、1131年(一説には1123年)に生涯を閉じた。本名をオマル・イブン・イブラーヒム・ニーシャープーリーと言う。数学、天文学、医学、語学、歴史、哲学などを究めた学者であり、ペルシアを代表する大詩人の一人でもある

竹友藻風 : 本名・乕雄。大阪市出身、同志社神学校を経て京都帝国大学英文科選科修了、上田敏の教えを受けた。コロンビア大学に留学後、東京高等師範(のち東京文理科大学)、関西学院大学、大阪大学などで教鞭を執っている。詩集『祈祷』(昴發行所、1913年)や『浮彫』(山中嵒松堂、1915年)により詩人としても知られた

ロナルド・バルフォア : 1896‐1941。ビアズレーに共通する装飾的な画風で、彼の時代のイラストレーターに多大な影響を及ぼした。エロチックで官能的かつ退廃的な世界観を独特のオリエンタル画風で表現したルバイヤートの挿絵は人気を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 まずこの本を手にとって、きれいな本だな...

投稿日:2012/01/29 (日)

 まずこの本を手にとって、きれいな本だな感じました。とてもシックな表紙で魅了します。内容の詩に関してですが、英訳と和訳の両方が収録されており、英訳の方は、韻を踏んでおり、格調が高い文体だなと感じました。和訳の方は、文語体であるため若干の読みづらさを感じるものの、口語体では出せない趣を感じました。文語体で読みづらいと感じた箇所も、英訳を読むと意味がわかったりすることが多かったです。ビアズリーのような感じのする挿絵もすばらしいです。この詩集は、すべてにおいて完璧なので、ぜひ手にとって見て欲しいです。 

とんとん さん | 埼玉県 | 不明

2

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 雪紫

    ミステリ読みだったら有栖川さんの「孤島パズル」や流水さんの「ジョーカー」で引用されてたと聞けばピンと来るかもしれない。挿絵も合わせて何処か退廃的で、美しい詩集。この詩集の良さを説明するには語彙力が足りない。

  • 芍薬

    ロナルド・バルフォアの挿絵が神々しい!正直、文字を忘れる程でした。点と線と漆黒にうっとり。

  • ぱせり

    完敗でした。文語体は美しいです。そして、この装丁。わかってもわからなくても、この本を持っているって、かなり幸せかも。とはいえ・・・本ですもの、読めなきゃしょうがないですね。背伸びしすぎました。口語訳本を手に入れるのが先。出直します。って、わたし、なにを書いているんだ・・・

  • 冬見

    すでに岩波文庫版を持っているけど、挿絵に惹かれてこちらも購入。575調の文語体。訳は岩波版の方が好みだけど、挿絵が美しく註釈・解説が丁寧なので満足。眠いのかやたらと目が滑ったので、時間をおいてじっくり読み返したい。

  • NORI

    読書会での紹介、少し前に読んだ太宰治の『人間失格』にもこっそり出てくるので気になって手に取りました(๑´ω`)ノ 中世ペルシアの4行詩集。厭世的な。。英訳はエドワード・フィッツジェラルド、邦訳が竹友藻風となる。哲学的な要素を含み「酒」や「女」を楽しむ感じがする。汝が神となる。装丁は神秘的で、挿絵も一部がカラーだったり色とりどりで魅惑的であった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items