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ISBN 10 : 4560083525
Content Description
アウシュヴィッツでの子供時代。収容所の記憶、母親の消息、奇怪な夢、神の存在など、「説明のつかない廃墟の風景」(カフカ)を、テープ録音起こしと日記で綴る。ユダヤ現代史家による異色の省察。図版多数収録。
目次 : 終わりでもある始まり/ テレージエンシュタットからアウシュヴィッツへ/ 「家族収容区」の最終撤去/ 一九四四年秋、アウシュヴィッツ―亡霊の都/ 記憶の光景をめぐる所見と当惑/ ガス室の前で残された三つの詩/ 死の都の衛星都市への旅/ 私だけの神話の風景―閉ざされた慈悲の門/ 渡れない川と「掟の門」/ 歴史と記憶の追及/ 夢 プラハのユダヤ人地区と大いなる死―二〇〇三年七月二十八日の日記より/ 時の中で凍りついた医師メンゲレ―二〇〇一年一月二十二日の日記より/ 神の嘆き―二〇〇二年八月十七日と二〇〇二年十一月十五日の日記より/ 補遺 絶滅収容所のゲットー―ホロコースト時代のユダヤ社会とその限界
【著者紹介】
オトー・ドフ・クルカ : 1933年、チェコ東部の小さな町ノヴィー・フロゼンコフで、ユダヤ系の父エーリヒと母エリーのあいだに生まれる。42年、テレージエンシュタットのゲットーに収容される。翌43年、母エリーとともにアウシュヴィッツ第2収容所ビルケナウへ移送され、同収容所の「家族収容区」に収容される。このとき多くの親族を収容所で亡くす。45年1月、ソ連軍の進攻を間近にしたナチスが強制的に収容者を移動させた「死の行進」を、父エーリヒとともに経験する。その際、父と脱走を果たし、チェコへ戻る。49年、単身イスラエルへ移住。初めはキブツで農業に従事するが、のちにユダヤ史の勉強を始め歴史学者となる。現在はヘブライ大学の名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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安南
読了日:2014/05/10
くさてる
読了日:2014/05/20
ケニオミ
読了日:2014/07/17
きゅー
読了日:2015/05/08
nem-nem
読了日:2015/10/05
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