Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 山口透析鉄

  読了日：2024/06/24

  期間限定版で冒頭70ページ強だけ読みました。 星野君、野球部ではパッとしない球拾い等の選手のようです。 ただ最近、転校してきた山田さん、なぜか彼を気に入っているようで、妙な無理難題ばかり吹っかけてきます。 会話劇としてもよく出来ていそうです。

• ぐうぐう

  読了日：2024/06/16

  パーパーのコントをオジロマコトがコミカライズする『星野くん、したがって！』。不条理がおかしみを生むパーパーのコントが、エピソードを積み重ねることでそこに情感が育っていく再発見がコミカライズ最大の効用かもしれない。服従する・させるという関係性が安易にＳＭを起動させるのではなく、星野の必至の抵抗と服従させようとする山田のＳっ気、それぞれの奥底にある心象風景の存在が、この漫画を単に笑える以上のものにしている。とはいえ、最終的に笑いに帰結するエンディングは、ほしのディスコの芸人としての矜持を覚える。

• akihiko810/アカウント移行中

  読了日：2025/04/10

  野球部所属、雑用係の星野くんが柵越えボールを追いかけて 出会ったのは、転校してきたばかりの同級生・山田さん。「カツアゲされた」と大号泣する彼女はとある“要求”を突きつけて――!?　お笑いコンビ・パーパー・ほしのディスコ作のコントを漫画化。7.5/10点　 「オジロマコトにハズレなし」なので、読んだ。パーパーのコントの漫画化らしい。パーパーのコント自体はじめてなのだが、こんな長尺の物語性のあるコントなのか。山田さん、「可愛いけどちょっとヤバい」なのだが、こんな裏側があったとは。一筋縄ではいかない

• くろねこ文学

  読了日：2024/06/11

  一見、中学生の甘酸っぱい青春の記録ってところなんだけど、進行の独特の間合いと山田さんのつかみどころのないミステリアスな"魔性の女"感がじつに不思議な雰囲気を出してて、すごくおもしろい。山田さんは、星野君が好きで意地悪してるのか、サイコパスな変人なのか、悲しみを背負った少女なのか…謎の少女。巻末の対談読んで、納得! コントを漫画に落とし込んだら、すごいミステリアスなツンデレ少女ができましたってことなのね。ってか、山田さんの真実を知って、ちょっとじ〜んと来たのに…、何だこのオチは!? おい〜‼‼

• s_s

  読了日：2024/08/26

  コントを原作とした”絶対服従ラブコメ”という異色作。キラキラした加工と涙する女性の描かれた表紙が印象的でついつい手に取ってしまった。時に切なく、時に笑える本作は、その緩急のつけ方からか抜群の読みやすさがあり、中学生ならではの雑な”要求（悪ふざけ）”と、子どもと大人の中間のような微かな初々しさが、絶妙な後味を残している。いくつか気に入っている場面があるが、特に花火大会の7日前から、雨にも負けず風にも負けずに健気に場所取りをする星野くんの表情が好き。

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