エーヴァ・リンドストロム

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みんないっちゃった

エーヴァ・リンドストロム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784097254027
ISBN 10 : 4097254022
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ともだちってむずかしい

みんな どこかへ いっちゃった。
そして フランクは ひとりぼっち。
これが、フランクの まいにち。
まいにちが こんなことの くりかえしなんだ。
――でも、きょうは ちょっと ちがった。

ともだちの輪に加わることができない少年フランク。仲良く遊んでいる子たちを遠くから眺めています。家に帰ると、悲しくてなみだが流れます。そのなみだを使って、マーマレードを作る毎日‥‥。フランクが感じる「孤立」をユーモアたっぷりに表現するのは、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家のエーヴァ・リンドストロム。さて、フランクの身に、今日はいったいどんな変化が起こるのでしょう。


【編集担当からのおすすめ情報】
抽象的なイラストと簡潔なテキスト、そして余白の多いレイアウトは、まるでフランクの寂しい感情をそのまま表しているかのようです。そんなフランクの気持ちに寄り添った、菱木晃子さんの訳文にもご注目ください。

【著者紹介】
エーヴァ・リンドストロム : 画家、絵本作家。1952年、スウェーデン中部ヴェステロース生まれ。ヴェステロース美術学校、スウェーデン国立美術工芸学校で学ぶ。1986年より絵本を手がけ、個性的な作品を数多く生み出す。これまでにエルサ・ベスコフ賞、アウグスト賞などスウェーデン国内の数々の児童文学賞を受賞。2022年には国際的に権威のあるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した

菱木晃子 : 翻訳家。1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。1988年、『サーカスなんてやーめた!』(岩崎書店)で翻訳家デビュー。2009年、スウェーデン王国より北極星勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遠い日

    エーヴァ・リンドストロムらしいメタファと、孤独や孤立の恐ろしさからの脱却を鮮やかに描いた作品。ひとりぼっちのフランクをちゃんと見ている者はいるし、接点をどう切り結ぶかの、そのポイントが問題。裏表紙見返しのシーンを見て安心しました。

  • クマリカ

    アヴァンギャルド 良くこんな難解な作品出版したなと思う 集団に馴染めない孤立した主人公は自分そっくりで 最初すっげ共感するんだけど だんだんシュールな展開になって一般の共感をふりおとしていく 孤独の悲しみを煮詰めていくと仲良く〇〇になる?! これタイトルも含めて翻訳に問題がある気もする 兎に角難解見返しても謎が増えていく 問題作

  • たくさん

    他人がよく見えるのは、自分が自信を無くしているとき。それは大体そうかなと思うので、フランクが不安になっている状況なんだなと見える。逆からもしかりでフランクのこともよく見えるというよりも気になる。自分の現状よりも楽しいことがあるかもという貪欲さ。今の自分の知らないものに対する一種の不安なのかな。不安な気持ち泣きたい気持ちでも堂々としてていいみたいな欧州の個人主義の強さ(?)がかっこいいなと思います。

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