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ISBN 10 : 4588011715
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アウエルバッハは『ミメーシス』を亡命の地、イスタンブールで構想・執筆するが、そこでの仕事はこれまでほとんど知られていなかった。今回、遂に発見された劇的な歴史的瞬間が反映されている一連の論考は、とりわけ危機の時代において、なおも解決されていない問いの数々にたいする答えを提供してくれるだろう。歴史的・文化的な諸現象やダイナミズムを注意深く考察することが、アクチュアルな出来事を説明するのだ。本邦初訳!
【著者紹介】
エーリッヒ・アウエルバッハ : 1892年、ベルリンで生まれる。ハイデルベルク大学で法学の学位を取得。1914年、第一次世界大戦勃発とともに従軍。1918年、前線で重傷を負い帰還。1919年、ベルリン大学でロマンス語文献学研究に就く。指導教授のグライフスヴァルト大学への移籍にともない、同大学でロマンス語文献学で学位を取得。1923年、マリー・マンキヴィッツと結婚。1929年、大学教授資格論文を『世俗詩人ダンテ』として公刊。同年、マールブルク大学ロマンス語文献学主任教授就任。1935年、「ニュルンベルク法」の下に公職解雇。1936年、イスタンブール大学ロマンス語文献学主任教授就任。同地で『ミメーシス』(1946年、スイスのベルンにて出版)など多くの著作を執筆。1947年、米国に移住。ペンシルヴェニア州立大学客員教授、プリンストン高等研究所フェロー、イェール大学フランス文学科中世文学教授などを歴任。1957年、米国で死去
クリスティアン・リヴォレッティ : フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク教授。ロマンス語系文学専攻
高田康成 : 東京大学名誉教授。表象古典文化論専攻
竹峰義和 : 東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ思想史・映像文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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