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ISBN 10 : 4314000651
Content Description
機械化、大量生産、大量消費…感情を蝕む現代社会の病理を鋭く分析、人間が主体性を取り戻すための「行動提起」の書。
目次 : 第1章 別れ道/ 第2章 希望(希望の意味しないもの/ 希望の逆説と本質/ 信念/ 不屈の精神/ 復活/ メシア的希望/ 希望の挫折)/ 第3章 私たちは今どこにいるのか、そしてどこへ向っているのか(私たちは今どこにいるのか/ 紀元二〇〇〇年の非人間化社会の展望/ 現在の技術社会)/ 第4章 人間的であるとは何を意味するか(人間性とそのさまざまなあらわれ/ 人間存在の諸条件/ 方向づけと献身の枠組への欲求/ 生存と超生存の欲求/ “人間的体験”/ 価値と規範)/ 第5章 技術社会の人間化への諸段階(一般的前提/ 人間主義的計画/ 心理・精神的再生)/ 第6章 私たちはそれをなしうるか
【著者紹介】
エーリッヒ・フロム : 1900年ドイツ・フランクフルト生まれ。ハイデルベルク、フランクフルト、ミュンヘンなどの大学で学んだのち、ベルリン大学で精神分析学を学ぶ。フランクフルト社会研究所を経て、1933年アメリカに渡り、のちに帰化。イェール、ミシガン、ニューヨークなどの大学で教鞭をとり、さらにメキシコに移住。1980年逝去。フロイト理論にマルクスやヴェーバーを接合して精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた
作田啓一 : 1922年生まれ。1948年京都大学文学部社会学科卒業。京都大学名誉教授
佐野哲郎 : 1931年生まれ。1959年京都大学文学部大学院修士課程英語学英米文学専攻修了。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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