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王妃マリ-・アントワネット

エヴリーヌ・ルヴェ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422211602
ISBN 10 : 4422211609
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高慢で贅沢な赤字夫人、または美貌と気品を讃えられ、パリの民衆を熱狂させながら、革命に翻弄された悲劇の王妃、その全生涯。様々な絵画や資料、賛否両論の生々しい貴重な証言から、新しい人物像が浮かび上がる。

【著者紹介】
エヴリーヌ・ルヴェ : 国立科学研究センター(CNRS)研究員。アンシャン・レジーム(旧体制)とフランス革命の専門家

塚本哲也 : 1929年生まれ。東京大学経済学部卒。ウィーン大学法学部に学ぶ。毎日新聞論説委員、防衛大学図書館長、同教授を経て、現在、東洋英和女学院大学学長

遠藤ゆかり : 1971年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ハイランド

    歴史上もっとも有名な女性の一人、マリーアントワネットの生涯。多少賢いかもしれないが極めて普通の(ツヴァイク曰く凡庸な)女性が、歴史の奔流に巻き込まれ悲劇のヒロインとなるまでを解説。豊富な絵画を用いることによって臨場感を感じさせる。革命はどの視点から見るかによって、全く違った表情を見せる。一度回り始めた歴史の歯車は、誰彼かまわず、飽くまでたっぷりの血を吸うまで止まらない。フランス革命について改めて勉強になりました。「パンが無ければブリオッシュを食べればいいじゃない」という言葉の意味を知っただけでも感謝です。

  • 吉田あや

    写真や図版、絵画の資料もカラーで沢山収録された、マリー・アントワネットの生涯をまとめた一冊。書簡や裁判の簡易的記録も収録されているので、フランス革命の図中でアントワネットが何を想い、どう行動したのか、その一端を知ることができる構成になっているのも素晴らしかった。政治に関する知識も関心もない幼い国王夫妻の末路を追うにつけ、無知であるということの罪深さを改めて考えさせられた。全てを知ることもできず、賢くなるにも個人差や限界はあれど、情報に踊らされることなく少しでも思慮深い判断ができるようになりたい。(⇒)

  • 金吾

    マリー・アントワネットの生涯が簡潔にまとめられています。知の再発見双書は絵が多いためイメージアップが図りやすいです。アントワネットは悪気はないぶん憎悪の対象になったのではないかなと思いました。また一旦敵と見なしたらとことん相手を貶める気質は恐ろしいと感じました。

  • 春ドーナツ

    過日、中野京子さんの「ヴァレンヌ逃亡: マリー・アントワネット運命の24時間」を読んで、マリーに対する印象が反転した。シュテファン・ツヴァイクの伝記によると王妃は以下のようなことを言ったらしい。「不幸のうちに初めて人は、自分が何者であるかを本当に知るものです」「アンナ・カレーニナ」の書き出しが視界を通り過ぎていった。続けてツヴァイクの文章を引用したい。「このような一段と高い責務の自覚によって、彼女の性格は自分自身を超えて成長する。(中略)最後の最後の瞬間に(中略)その運命と同様に偉大となる」(岩波文庫)

  • おゆみ

    もっと大きい本かと思っていたので、小さめで驚きました。アントワネットについての本は何冊か読みましたが、これは当時の周りの人の日記だとか証言、当時の風刺画などがたくさん載っているので興味深く読みました。最近、アントワネットとフェルセンの手紙の黒塗り部分の解読に成功、という記事を見て、その記事に写真が載っておらず「黒塗りってどんな感じに……」とモヤモヤしていたら、この本に写真が載っていておおっと思いました。アントワネットにはなぜか興味を持っちゃう。色んな意味で魅力的なんだよなあ。

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