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言葉を使う動物たち

エヴァ メイヤー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760152339
ISBN 10 : 4760152334
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間だけが言葉を持つわけではない。言語とコミュニケーションの方法はさまざまだ。動物の言語には文法、回帰性もあり、未来も語る。人間の言葉と動物の言葉はどう違うのか。動物の言語ゲームとは何だろうか。

目次 : 第1章 人間の言葉で話す/ 第2章 生き物の世界の会話/ 第3章 動物とともに生きる/ 第4章 体で考える/ 第5章 構造、文法・解読/ 第6章 メタコミュニケーション/ 第7章 なぜ私たちは動物と話す必要があるのか

【著者紹介】
エヴァ メイヤー : アーティスト、作家、哲学者、シンガーソングライター。4つの小説で賞をとっており、世界中で翻訳されている。短篇と詩はオランダとベルギーの文芸雑誌に掲載された。また、アムステルダム大学で動物哲学を教える。動物倫理学、Minding Animals The NetherlandsのオランダOZSW研究グループの議長。アムステルダム在住

安部恵子 : 翻訳者。慶應義塾大学理工学部物理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    改めて「言葉」とは何かを考えた。言葉⇒コミュニケーションと連想が広がる。確かに、動物(人間も動物の一員だが)を見ていると、何となく意思を感じたり、通じているのかなと思ったりする。五感以外のものを通して、意思疎通を図っていても不思議ではない。単に、人間の見方が偏っているだけということも言える。実際、動物たちおtの意思疎通が図れたら、どうなるんだろう?価値観が変わるだろうな。これは、人間の間だけでも言えることだ。国・地域・伝統・文化・歴史・人種などが違うと、通じないことも多い。そこにも通じるものがあると思う。

  • 動物を哲学する本。動物同士がコミュニケーションを取るのはなんとなく知っていたけれど、真正面から動物の言葉を取り上げた本を読むのは初めて。動物たちは彼らのなりのやり方で話し、時に人間とのコミュニケーションの取り方を習得する。警告音を発する、ダンスを踊る、体の色を変化させることも人間の言語に匹敵するメッセージ性がある。この本の優れた点は、言語や文法とは何か?そもそも他者を知ることはできるのか?といった言語学や哲学の内容にまで話が及ぶところ。研究が進めば、人間と人間以外の動物がより共生しやすい社会になるだろう。

  • にしがき

    👍👍👍 さまざまな動物たちの実験や観察の紹介を通して、動物達が話すことを示す。だけではなく、「話す」とは、「言葉」とは何かという哲学的な問いと、西洋哲学/科学において「動物が話す」ことが どのように考えられてきたかという変遷も説明されているので、議論に厚みがある。論点が多いが故か、もっと深く知りたいと思う箇所も所々あった。(でも専門書を読むガッツはないのだけども)/ヒトは、ひとつの動物の種であり、それぞれの動物は進化の最先端であることを再認識。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B。『ドリトル先生』読書会の参考本。ドリトル先生は動物の言葉がわかる、ならば動物にも言語があるのかということで読んでみた。著者はアムステルダム大学で「動物哲学」を教える哲学者、シンガーソングライター。理系の人ではないためか、論旨を補強するデータは全く掲載されていない。デカルトは動物は話が出来ない➡知性がない➡魂を持たない「動物機械」と物質的にみていたようだ。サンフランシスコ動物園のゴリラ・マイケルは600の手話を覚え、彼の母がカメルーンで密猟者に殺されたと、過去の記憶を伝えた

  • Shimaneko

    人間の拙い言葉なんかより、鳥類やゾウやイルカのコミュニケーション能力のほうが実は優れてるんじゃないかと思えてくる1冊。いつも思うけど、カラスとか、あいつら絶対なんかしゃべってるよね。思った以上に哲学寄りのアプローチなので、さくさく読める類の本ではないものの、なかなか面白かった。引用文献の大半がネット上で公開されてる論文で、著者はオランダの人だけど、そもそも英語版からの翻訳なので、興味を引かれた英語の論文を手軽にブラウジングできるのも魅力。便利な世の中になったもんだねぇ。

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