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ISBN 10 : 4750514357
Content Description
魂と肉体を破壊されながら、少女は何を思い、何を見たのか?絆の強い家族と満ち足りた日々を送っていたエヴァ。しかし、ナチス・ドイツの襲来とともにその暮らしは一変する。街なかでの憎悪の言葉と暴力、妹とふたりきりの潜伏生活、屈辱的な拷問、ヨーゼフ・メンゲレによる人体実験。80歳を過ぎた著者がトラウマを超えて語る。
目次 : 子供時代―ブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三〇年初頭/ ヴァイス家とケルペル家―ブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三〇年代/ 悪い予感―ブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三八年/ 襲来―ブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三九年/ なぜ立ち去らなかったのか?―ブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九四一年/ 祖父の旅立ち―ブラチスラヴァ ユダヤ人街 一九四一年冬/ 義務―ユダヤ人街からふたたびパリサーディ六〇へ 一九四二年夏/ わたしたちの声が聞こえますか?―ブラチスラヴァ ドブロヴィチョヴァ通り 一九四二年贖罪日/ ゲットー―ブラチスラヴァ クラリスカー通り 一九四三年春/ 誰が生き、誰が死ぬのか―ブラチスラヴァ クラリスカー通り 一九四三年贖罪日〔ほか〕
【著者紹介】
エヴァ・スローニム : 旧姓ヴァイス。1931年、スロヴァキアのユダヤ人家庭に生まれる。名目上の独立を果たしながら実質的にはナチス・ドイツの支配下に置かれた同国から、13歳のとき、アウシュヴィッツに強制移送され、生還する。1948年、家族とともにオーストラリアのメルボルンに移住した。1953年、ベン・スローニムと結婚。天性の語り部として、教育と共同体のために尽力し、戦時と絶滅収容所の体験を公の場で長年語りつづけてきた
那波かおり : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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星落秋風五丈原
読了日:2015/12/13
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