エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー

Individuals/organizations Page

Books

オテサ-ネク

エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784891764562
ISBN 10 : 4891764562
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもが欲しかったきこり夫婦が、森で子どもそっくりの切り株を拾う。その子どもは、食べても食べても食べたりず、両親から農夫、羊飼いまで次々と食べてしまう。チェコの恐い民話の魅力を紹介する1冊。

【著者紹介】
エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー : 1940年、チェコスロヴァキアのコステレツ・ナド・チェルニーミ・レスィに生まれる。プラハのインテリア工業高等学校、チェコ国立芸術アカデミー演劇学部人形劇科卒業。1970年にチェコスロヴァキア・シュルレアリスム・グループの活動に加わる。長年のパートナーであるヤン・シュヴァンクマイエルの映画『オテサーネク』(2000年)での美術監督/衣装デザインをはじめとして、ヤンの映画(『陥し穴と振り子』『アリス』『ファウスト』『悦楽共犯者』)の美術を担当している。詩人、小説家として世界中で幅広く活躍中

矢川澄子 : 東京生まれ。詩人、小説家

ヤン・シュヴァンクマイエル : 1934年、プラハ生まれ。映像作家。チェコスロヴァキア・シュルレアリスム・グループと密接な関係をもつ。芸術高等学校映像学科、チェコ国立芸術アカデミー演劇学部人形劇科での経験が、その後の創作活動を決定づける。1964年にクラートキー・フィルム・プラハで映画製作を開始。『対話の可能性』『男のゲーム』『闇・光・闇』など、多くの短編映画を制作。長編映画作品に『アリス』『ファウスト』『悦楽共犯者』『オテサーネク』など

池内紀 : 1940年、兵庫県生まれ。ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • めしいらず

    ヤン・シュヴァンクマイエルの同名映画(未鑑賞)の原作なのかな。チェコに伝わる民話のようである。子供のない夫婦が寂しさを紛らす為の赤子の形に細工した切り株が、やがて意志を持ちあらゆるものを食い尽くしていく。人の根っこにある欲が招いたのは止め処ない欲望(食欲)の塊のような強烈な意志。経過からオチまでいかにも民話的でどうと言うこともなかった。

  • ちえ

    以前ヤン・シュヴァンクマイエルの映画を観たけれど、グロテスクな悪夢で忘れたくても忘れられないものだった。お連れ合いのエヴァさんは絵本を書いていたと知り他館リクエスト。これも凄い話だ。絵の迫力も。最後のページ、確かにね。前書きがまた怖い。羊飼いの青年のおじいさんの話読んでみたいな。チェコの話って怖いものばかりなのかしら、それともどの国でも本質的に民話って残酷で怖いのか。私たちに差し出されてきたものは知らないところで、牙を抜かれ去勢されてきたものなのかも。◆別冊太陽「あやしい絵本」

  • ベル@bell-zou

    【Moeモエ2021年9月号怖い絵本】やだこれまえがきから妙に脅されてる感じが(笑)。子供が欲しい夫婦、夫が子供の形をした木の根っこを持ち帰りその子にせがまれるまま食べさせるけれど、けれど、うわわわわ…。こういう話つい最近読んだなぁ。https://bookmeter.com/reviews/96680285  絵も怖い。作者のパートナーであるヤン・シュヴァンクマイエルが同名の映画を製作しているそうだけど、広げて薄くなってないといいな。

  • KAZOO

    私は映像作家としてのこの作者が好きで、いくつか見たうちの一つがこのような本になっているとは思いませんでした。これが童話とは信じられないですね。やはり大人向きあるいはヤングアダルト向きなのでしょう。絵にすると怖さが一段と引き立つ感じがします。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    子どもに恵まれない夫婦は、小さな切り株を自分の子どもとして育てる。切り株はどんどん大きくなり、食べても食べても満たされない。そして両親をはじめ村人たちをも食べていくのだが…。類話の多い話ですがこちらはチェコに伝わる民話がもとだそうで、世界中に広まっているんですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items