エンツォ・トラヴェルソ

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ヨーロッパの内戦 炎と血の時代1914-1945

エンツォ・トラヴェルソ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784624112073
ISBN 10 : 4624112075
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

現代ヨーロッパはこうして成立した―1914‐1945年という20世紀前半のヨーロッパの激動の30年間を、「ヨーロッパの内戦」という概念を媒介にして、イタリア系知識人である著者が思想的・歴史的に分析・考察したものが本書である。二つの世界戦争、スペイン内戦をはさんでアウシュヴィッツ、ヒロシマ・ナガサキの被爆まで、ナチズム、ファシズム、スターリニズム等をめぐる文字通り「炎と血」の時代。

目次 : 第1部 行為への移行(序曲/ 内戦の解剖学/ 市民にたいする戦争/ 敵を裁く)/ 第2部 戦争文化(勃発/ 暴力の想像空間/ 戦争批判/ 反ファシズムの二律背反)

【著者紹介】
エンツォ・トラヴェルソ : 1957年、イタリアのガヴィに生まれ、ジェノヴァ大学で現代史を修める。1985‐89年、フランス政府給費留学生としてパリに滞在。パリの社会科学高等研究院で、ミシェル・レヴィ教授の指導の下に、社会主義とユダヤ人問題に関する論文で博士号を取得。ナンテール‐パリ第10大学の国際現代文献資料館研究員となり、サン・ドゥニ‐パリ第8大学や社会科学高等研究院で社会学を講ずる。ピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学教授を経て、現在コーネル大学教授。フランス語で著書、論文を発表し、各種の新聞・雑誌に寄稿している

宇京頼三 : 1945年生まれ。三重大学名誉教授。フランス文学・独仏文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • allSS0413

    1914年から始まった第一次世界大戦から1945年に終息した第二次世界大戦までの間をファシストと反ファシストとの内戦、革新と保守の対立と捉えて読み解く見方は新鮮だった。第一次世界大戦→ロシア革命→スペイン内戦→第二次世界大戦という流れは確かにそう見ると説得力がある。独ソ戦の悲惨さは内戦なので敵を追い払うのではなく抹殺しなければいけないが故の残酷さだったのかと納得もできた。

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