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ISBN 10 : 4537220570
Content Description
古代ギリシアの哲学者が心の考察を始めたところから、フランスの精神医学の発展、現代の科学的心理学の流れまでをわかりやすく解説します。プラトン、アリストテレスなど哲学者の研究から始まる「心理学の歴史」、フロイト、アドラー、ユング、ウィニコット、ラカンなどの理論、時代によって変化してきた精神疾患に対する考え方や治療法などを紹介。
目次 : 1 心理学のはじまり 魂はどこにあるのか?(「心理学の起源」に取り組んだ哲学者/ 身体か、それとも精神か? ほか)/ 2 精神の苦痛を取り除く方法 信仰から科学へ(宗教によって利用された「狂気」/ 心理学界の貴公子、モンテーニュ ほか)/ 3 心理学の黄金時代 精神分析から現代療法まで(フロイトの革命/ 精神世界とその構造 ほか)/ 4 現代社会が抱える心の問題(心身を快適に機能させる睡眠時間の不足/ ネット利用がもたらす脳と心への影響 ほか)/ 5 これからの心理療法(精神疾患の拡大/ 電気は治療に有効なのか? ほか)
【著者紹介】
エレーヌ・フレネル : 『Psychologies(サイコロジーズ・マガジン)』のジャーナリスト兼記者(2008年以降)。大学で文学とジャーナリズムを学んだ後、心理学と精神分析学を学ぶ。喜び、複雑さ、苦しみといったものを、社会がどのように考えどのように扱っているのか、あるいはいないのかなどといった精神生活に関するありとあらゆることを研究する。また、その他の研究やエッセイの執筆、テレビドキュメンタリーの制作も行なう
ソフィー・デラ・コルテ : イラストレーター、グラフィックデザイナー。大学ではグラフィックデザインを学ぶ。繊細なイラストによって大胆なイメージを提示することを信条としながら、観る人によるイラストの解釈やその一貫性に注意を払うことにより、観る人とイラストとのインタラクションを生み出してきた。図形とモチーフとが組み合わされたその作品は、アンビバレントな風景を生み出しつつ、解釈の余地を多分に残した物語の輪郭を想起させる
斉藤勇 : 文学博士。立正大学名誉教授。日本ビジネス心理学会会長。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は、対人・社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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