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魔女だったかもしれないわたし キーディの物語 わたしたちの本棚

エル・マクニコル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569881997
ISBN 10 : 4569881998
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『魔女だったかもしれないわたし』の前日譚。アディと同じく自閉の姉・キーディは、「いじめ」から生徒を守る立場になるのだが‥‥。

【著者紹介】
エル・マクニコル : スコットランド生まれの児童文学作家。最初の作品、『A Kind of Spark』(邦題『魔女だったかもしれないわたし』)で、ウォーターストーンズ児童文学賞、シュナイダー・ファミリーブック賞オナーをはじめとする数々の賞を受賞。同作はBBCの教育チャンネルでもドラマ放映される。その後も、自閉スペクトラムなどのニューロダイバーシティ(脳の多様性)をテーマに、SF、ファンタジー、ロマンスなど、多彩なジャンルの作品を次々に発表し、高い関心を集めている。本書は、2025年カーネギー賞にもノミネートされている。著者自身も自閉スペクトラム症と診断されたニューロダイバージェント。ロンドン在住

櫛田理絵 : 滋賀県生まれ。早稲田大学法学部卒業。訳書に『ぼくとベルさん』(第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)『魔女だったかもしれないわたし』(第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)(以上、PHP研究所)、『図書館がくれた宝物』(第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書、第71回産経児童出版文化賞翻訳作品賞/徳間書店)などがある。日本国際児童図書評議会(JBBY)会員。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • izw

    自閉的な子どもの苦労と苦悩、そして希望を描いている。普通の子とは違いていじめられることがあるけど、違っていて何が悪いのか、違っていていいのではないか、いや、違っているからいいのだ、ということを考えさせられる。自閉症という用語がなかった昔には、周囲とは相いれない天才たちが大勢いた。現在でもそんな天才もいるが、自閉症という病名を付けることで、伸びる才能の芽を摘んでいるかもしれない。自閉症を普通でないと否定的にとらえるのでなく、多様性のある世界を目指したい。

  • Incisor

    14歳のキーディの物語。キーディが語る、キーディ自身の思い、同じく自閉的な妹への思い、定型発達の双子の姉妹、ニナへの思い、閉鎖的な地元への思いなどが、率直で豊かな言語表現でまっすぐに伝わってきた。胸をしめつけられたり、目を見開かされたりしながら、ニナの目線や、父母それぞれの思いの物語も読みたくなる。ひいおばあちゃんアストリッドの物語にもぐっときて、キーディとともに、読者として大きな贈り物をもらった。

  • shoko.m

    『魔女だったかもしれないわたし』のアディの姉、キーディが主人公のお話。前作よりも数年前、キーディが学校に通っていた頃が舞台。まわりにうまくなじむのが難しいキーディが、正しくないことにがまんができず、どうしても声をあげずにいられない様が描かれる。ひやひやしながらキーディを見ていたが、親友もいるし、味方の先生、ふたごのニナや守るべきアディがいて、キーディは大丈夫だと思えた。ひいおばあちゃんのアストリッドの存在にとてもとてもほっとする。

  • かたばみ

    前作もよかったけどさらに!

  • 必殺!パート仕事人

    「なんで、自閉症でない人は、ものごとをややこしくするの?」仮面をつけるということが繰り返し言われています。空気を読む、予測をして臨機応援に対応する。普通の人が意識しないでできることが、全力を尽くして頭をフル回転させないとできない。1日の終わりには疲労困憊して何もできなくなるって、QOLが低いという事ですよね。はぁ。たぶん家の息子はそんな状況。私自身も若干。

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