エルンスト・h・ゴンブリッチ

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若い読者のための世界史 改訂版 中公文庫

エルンスト・h・ゴンブリッチ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122072770
ISBN 10 : 4122072778
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

歴史は「昔、むかし」の物語。さあ今から昔話をはじめよう―。『美術の物語』の著者がやさしく語りかけるように、時代を、出来事を、そこに生きた人々を活写する。ネアンデルタール人の登場から自ら体験した第二次大戦まで。一九三六年の初版刊行から半世紀を経て復刊されて以来、各国で読みつがれてきた“物語としての世界史”の古典。

目次 : 「昔、むかし」/ 偉大な発明者たち/ ナイル川のほとり/ 日月火水木金土/ 唯一の神/ がれもが読める文字/ 英雄たちの時代/ けたちがいの戦争/ 小さな国のふたつの小さな都市/ 照らされた者と彼の国/ 大きな民族の偉大な教師/ 偉大なる望見/ 新しい戦い/ 歴史の破壊者/ 西方せかいの支配者/ よろこばしい知らせ/ 帝政のローマ/ 嵐の時代/ 星夜のはじまり/ アッラーの神と預言者ムハンマド/ 統治もできる征服者/ キリスト教の支配者/ 気高く勇敢な騎士/ 棋士の時代の皇帝/ 都市と市民/ 新しい時代/ 新しい世界/ 新しい信仰/ 戦う教会/ おぞましい時代/ 不幸な王としあわせな王/ その間に東欧で起こったこと/ ほんとうの新しい時代/ 暴力による革命/ 最後の征服者/ 人間と機械/ 海の向こう/ ヨーロッパに生まれた二つの国/ 世界の分配/ わたし自身が体験した世界史のひとこま

【著者紹介】
エルンスト・H・ゴンブリッチ : 二〇世紀を代表する美術史家。1909年ウィーンに生まれる。ウィーン大学で学んだのち、ナチス時代にイギリスに渡り、のちロンドン大学教授、ヴァルブルク研究所所長などを務める。2001年没

中山典夫 : 1940年生まれ。71年東京教育大学大学院修士課程修了、77年ドイツ・フライブルク大学学位取得。専攻はギリシア・ローマ美術史、筑波大学名誉教授。主要論文に「ギリシア美術とプラトン」「ギリシア美術と現代」、主要訳書にJ・J・ヴィンケルマン『古代美術史』(2002年度地中海学会賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 広瀬研究会

    父親が幼い子供に語り聞かせるような文章で書かれた、いわゆる物語としての歴史。征服したり滅亡したり、もちろんそれは読み物としてとても面白いんだけど、それにしても本当に長い間争いを続けた結果、ようやく18世紀になって「寛容」「理性」「人権」の啓蒙思想が生まれたってことなんだなあ。この本の初版は1935年、第一次大戦の章で終わっていたが、50年後に第2版が出された。その時追加された章には当然、第二次大戦のことが書かれていて、現代に生きる僕らにとっては、これこそが真に価値のある内容となっている。

  • 英磨

    ウィーン生まれの名美術史家が妹に献じたとされる人の歩みが綴られた世界史の本の改訂版、若い読者もそうでなくても勉強になる。ヨーロッパからの視点であるが、ヨーロッパ人にとって触れたくないような恐ろしく恥ずかしい歴史がしっかり綴られている。文明の力は戦争、殺戮の為の兵器だけでなく、荒廃から世を立ち直し、医療の面から恵をもたらしたとのくだりは救われる気がする。改めて興味深い史実をYouTubeや関連映画で観たいと思う。

  • ほぐか

    昔むかしあるところに……。 子どもの頃から慣れ親しんだ冒頭からはじまるこの本は、その書き出しからは想像もつかないほど骨太な内容であった。 古代から近代まで、読みやすい平易な文体ながらも読み応えたっぷりに書き連ねられている。学生時代の歴史の授業を思い出しながら、時間をかけてじっくりと読ませてもらった。 凄惨な歴史を書かなければならない部分ももちろんあるのだが、事実を伝えようとする著者の信念、優しさを感じ取れる一冊であった。

  • でろり〜ん

    地球上の人間の歩みを、なるべく一瞥性を持たせて自分の中に描いてみることは、多くは政治家にこそ必要な概念になるのかもですねえ。とてもイイ本でした。若くはないけど堪能させていただきました。

  • Noé

    味わいのある文だが、分かりにくい時がある。和訳の問題もあると思うのですがどうでしょう?コメント下さい。p.125の例:「父親が…都市を占領するたびに『王になっても取るものがない』といって泣いた」⇒英語版「he was said to cry whenever his father, King Philip, conquered another Greek city, saying: ‘Father won’t leave anything for me to conquer when I’m king!’

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