エルンスト・ハインリヒ・ヘッケル

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生物の驚異的な形

エルンスト・ハインリヒ・ヘッケル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309252247
ISBN 10 : 4309252249
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

太古の原生生物から奇妙な無脊椎動物、植物から動物まで、なぜ自然界はこんなにも美しいのか。アール・ヌーヴォーにも影響を与え、ヨーロッパ中で100年以上愛されてきた貴重な「芸術的な生物画集」、待望の刊行。

【著者紹介】
エルンスト・ヘッケル : 1834〜1919年。ドイツの生物学者、哲学者。個体発生は系統発生を繰り返すという「生物発生原則」を主張し、ダーウィンの進化論を強力に支持した

小畠郁生 : 1929年、福岡県生まれ。理学博士。国立科学博物館地学研究部長、大阪学院大学国際学部教授を経て、国立科学博物館名誉館員

戸田裕之 : 1954年、島根県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 更紗蝦

    ヘッケルによって描かれた美しい図解と、自然が作り出した生物のデザインの魅力が堪能できるビジュアル本です。ヘッケルの図解の魅力は、「細密さ」と「配色」だけでなく、「配置の美しさ」にもあることを、再確認しました。職人的な絵の技巧だけでなく、デザイナーとしてのセンスも並外れていたことが伺えます。

  • りー

    変わった形の深海魚とかが載っているのかと思って間違って買った。単純な生き物しか載ってない!と当初は後悔していたけれど今ではその後悔を反省している。理系の画というのは緻密で明確な線で描かれていることが必要条件なのだけれど、そういったスタイルはこの画集に納められているような幾何学模様の生き物達にこそ相応しいと僕は思う。噛んで確かめられそうなほどの、確かな形をもった美しさ。図版自体も面白いけれど、一緒に納められている解説もなかなかに面白い。有機物の織りなす無機的な記号の世界を垣間見れる良書 。

  • 石油監査人

    著者は、19〜20世紀のドイツの生物学者。生物の進化を説明するのに使われる系統樹を初めて考え出した人です。この本では、微生物から哺乳類まで、著者が描いた精緻な生物の図版が100枚掲載されています。クモやコウモリなど、見るのに多少勇気が必要な図もあれば、ウツボカズラやランのように、無条件に美しいと感じる図もあって、スリルを感じながらも楽しく鑑賞しました。カメラが普及する以前、デッサンの技術や美的センスが生物学者に求められていた時代。1900年のパリ万博の入場門は著者の放散虫の図がデザインされていたそうです。

  • 花林糖

    (図書館本)ドイツの博物学者エルンスト・ヘッケル(1834-1919年)の生物画集。緻密で美しく、気持ち悪さのある気持ち良い絵(?)が素晴らしい。図版67-ウァムピュルス(コウモリ類)・図版71-テユムパニディウム(放散虫類・ステポイデア)が特にお気に入り。ウツボカズラ・アツモリソウ・テーストゥードー(カメ)・トゥロキルス(ハチドリ)等の動植物は安心して見ることの出来る美しさ。(新装版を購入)

  • とまる

    アラベスク模様のような緑藻類。シャンデリアのようなクラゲ。象牙多層球(鬼工球)のような放散虫類。シンプルが万華鏡のように集まった豪奢な造形。性的にも見え、宗教的にも見え。 人の心の拠り所、人を掴んで離さない引力。世界中で美しいものを作り出した人たちは、皆が皆こうゆう生物を具に眺めていたんじゃないか。 むしろ人が作る最強に美しいものは全て生物の模倣なんじゃないか。 と思ってしまうヘッケルの図版。 モナコ海洋学博物館のガラスシャンデリア、実物を見てみたい!

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