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ISBN 10 : 4588010204
Content Description
ポピュリズムが跋扈する現実社会との対決から、新しい民主主義のための政治理論を創造する。「敵対性」、「転位」、「偶発性」、「ヘゲモニー」といった重要概念を理論的に定式化し、ポスト・マルクス主義からラディカル・デモクラシーに至る射程へその可能性を展開させる。シャンタル・ムフとの共著論文、精神分析理論と政治理論を節合させたスラヴォイ・ジジェクによる論考も付す。
目次 : 第1部(現代革命の新たな考察)/ 第2部(社会の不可能性について/ 精神分析とマルクス主義 ほか)/ 第3部 南アフリカについて(エルネストへの書簡(アレッタ・J・ノーバル)/ アレッタへの書簡)/ 第4部 インタビュー(ニューレフトの形成/ 理論、民主主義、社会主義)/ 付録 言説‐分析を超えて(スラヴォイ・ジジェク)
【著者紹介】
エルネスト・ラクラウ : 1935年アルゼンチン生まれ(2014年没)。長年にわたって英国エセックス大学にて研究活動を展開。ポスト・マルクス主義およびラディカル・デモクラシーの理論家として知られる
山本圭 : 1981年京都府生まれ。名古屋大学大学院国際言語文化研究科単位取得退学。博士(学術)。エセックス大学政治学研究科留学、日本学術振興会特別研究員などを経て、岡山大学大学院教育学研究科専任講師、国際基督教大学社会科学研究所研究員。専門は政治学、政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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