エルネスト・アイテル

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風水 中国哲学のランドスケープ ちくま学芸文庫

エルネスト・アイテル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480510280
ISBN 10 : 4480510281
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

中国独特の自然学として発展した“風水”。著者は19世紀の西洋人としてこの奇妙な体系に出会った。風水は、「理」=自然の一般秩序、「数」=自然の数的比率、「気」=活力に満ちた微妙なエネルギー、「形」=自然の外形という四つの概念から成り立ち、人間の運命を左右する。風水の前提となる陰陽五行説の概要から、専用道具・羅盤の使い方、さらには中国人の居住地選びにどのような影響を及ぼしているかまでを説く。近代的風水研究の嚆矢となった一冊。

目次 : 第1章 はじめに/ 第2章 天の法則、地の法則/ 第3章 羅盤の読みかた/ 第4章 「気」の吉と凶/ 第5章 自然の外観と風水/ 第6章 風水の歴史および文献/ 第7章 むすび

【著者紹介】
エルネスト・アイテル : 1838‐1908年。ドイツ生まれ。バーゼル伝道会に入会し、1862年より香港で布教活動に従事。後、ロンドン伝道協会に入会し、イギリス国籍を取得。香港政庁下での教育行政官としても活躍し、職務上の必要と知的好奇心で中国についての研究を行なう

中野美代子 : 1933年生まれ。北海道大学名誉教授。中国文化史家。作家。著書に『カニバリズム論』(ちくま学芸文庫)、『中国の妖怪』(岩波新書)、『龍の住むランドスケープ』(福武書店)など

中島健 (書籍) : 1931‐2016年。信州大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デビっちん

    風水とは、中国人の精神が自然科学の体系を求めてやみくもに手さぐりしたこと、と言う一文には色々考えさせられました。西洋のように自然科学的に証明できないことは自然と衰退、消滅する未来があるかもしれません。一方で、現代科学の測定では到底できない理論が隠されているかもとも感じているからです。風水は占いとは別だと思っていましたが、東洋的占術を基盤にしていることが収穫でした。

  • ショウジ

    風水を西洋人の視点から見た一冊です。風水の概要をわかる本を探してたどり着いたのですが、不思議な一冊でした。著者の風水に対するけなし方がすごい。訳者が解説でフォローしているけど、なぜこんなことを言うのかと思いました。これなら、わざわざ西洋人が解説した風水の本を翻訳することはなかったのに。

  • ボ〜

    なかなか読みにくい本だった。▼西洋から見ると、特に時代を考えると、こんなふうに捉えられるのかとか、興味深かった。▼文献を読み込んで、すごい研究だと思う。

  • Go Extreme

    はじめに:謎の風水 風水は迷信 中国における自然科学 風水体系の土台 風水体系の起源 気・理・数・形 天の法則、地の法則:天は理想・地は反映 天空の黙示録 天が地に及ぼす影響 五行の原理 アニムスとアニマ 羅盤の読み方:八卦ダイアグラム 八卦の原理・応用 「気」の吉と凶:自然の呼吸 気と死 自然の6つの気 青龍と白虎 自然の外観と風水:優雅な曲線 凶地の改善 風水の歴史および文献:風水の起源 孔子と迷信思想 道教と迷信思想 宋代における発展 むすび:中国人の社会生活と風水 法律・政治・外交と風水 風水とは

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