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ISBN 10 : 4588010395
Content Description
1820年頃の最大幸福主義を論じる最終巻では、リカードゥの経済理論やベンサムの司法・国家組織論が分析されるとともに、有益性の理論がイングランドの普遍的な哲学となり、言論・議会活動を通じた急進的改革の推進力となる時代が扱われる。アレヴィ小伝、著作目録や手紙などの貴重な資料に加え、訳者による総括的なあとがきを収録。色褪せることなき大著、ついに全巻完結!
目次 : 第1章 経済社会の自然法則(リカードゥ/ ジェイムズ・ミルとマカロク)/ 第2章 司法組織と国家組織(手続法と司法組織/ 憲法(統治機関法))/ 第3章 思想の法則と行政の規則(知識/ 行動)/ 終わりにあたって
【著者紹介】
エリー アレヴィ : 1870‐1937。1889年高等師範学校に入学、理想主義哲学者A.ダルリュ教授の薫陶を受ける。1892年に卒業後、友人とともに翌年『形而上学と道徳評論』を創刊、生涯その運営に携わる。学生時代には第三共和制の三大事件(ブーランジェ事件、パナマ事件、ドレフュス事件)を経験し、金銭スキャンダル、対独復讐心、ユダヤ人差別というフランス社会の病弊と腐敗からの道徳的再生を終生の課題とした。1893年、フランスの主要官僚養成学校である政治学高等専門学校(通称シアンスポ、現パリ政治学院)教授に就任
永井義雄 : 1931年愛知県生まれ。1954年名古屋大学経済学部卒業、1959年同大学院博士課程満了。金沢大学、名古屋大学、一橋大学、関東学院大学教授を歴任。経済学史・社会思想史専攻。経済学博士、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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