Book Meter Reviews

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• ドルココ

  読了日：2011/07/15

  人道的介入は武力介入だけではない。「犠牲者へのアクセス権」や「救済される権利」に基づいて行われるべきだが、これまでの介入に純粋な救済などあっただろうか。介入の正統性は道徳・政治・法的な側面から検討されなければいけない。これまでの人道支援は、国民国家や「主権国家の利益を追求する」国際連合の論理で進められてきた。学者や小説家・軍医たちが発した問いは、20年近く経った現在も有効であるといえよう。

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