エリック・シュミット

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1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

エリック・シュミット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478107249
ISBN 10 : 4478107246
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シリコンバレーで「ザ・コーチ」として知られ、あらゆる成功者に慕われた伝説のリーダー、ビル・キャンベル。ジョブズと共にアップル帝国を築き、グーグルを巨大企業に導き、アマゾンの苦境を救ったビルだが、2016年に逝去。本書はビルに師事した著者がその教えをまとめた貴重な書。不世出のリーダーの成功の教えとは?


目次
序文 ── シリコンバレー最大の伝説(アダム・グラント)

 なぜ誰もがビル・キャンベルの話をするのか?
 「最先端の研究」のはるか先を行く考え方
 人の最良の部分を最大限に引き出す

Chapter1 ビルならどうするか? シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え

 シリコンバレーでの無数の偉業
 チームに「思いやり」を持ちこむ
 すばやく動く
 「やっちまえ!」の行動原理
 クラリスのスピンオフ
 「人材育成」は千差万別に向き合え
 スティーブ・ジョブズとの信頼関係
 グーグルCEOたちへのコーチング
 シリコンバレー中のCEOをコーチする
 誰が壇上に上がったか?
 ビル・ゲイツへのハグ
 「1兆ドルのコーチ」とは?
 チームをコミュニティにする
 パフォーマンスが高いチームの条件
 ビルならどうするだろう?
 ビルのメソッドの「4つの側面」
 Don’t fuck it up!

Chapter2 マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる 「人がすべて」という原則

 マネジャーを置け
 現場の士気がすべて
 リーダーは部下がつくる
 マネジメントの「細部」にこだわれ
人がすべて
 「最高のマネジャー」の条件
「旅の報告」から始める
 職場環境とパフォーマンスの相関性
 コミュニケーションが会社の命運を握る
議論すべき「トップ5」を挙げよ
 同僚の意見に注意を払え
 本心からのメッセージを伝える
円卓の「背後」に控える
 コンセンサスは「クソくらえ」
 マリッサ・メイヤーの問題
 マネジャーは「決着」をつけよ
「第一原理」で人を導く
 つねに第一原理に立ち戻る
「天才」とうまく付き合う
 功罪の「両面」を分析する
カネはカネだけの問題ではない
プロダクトがすべてに優先する
 スピードの「邪魔」を取り除く
 異端を受け入れよ
去る者に敬意を払う
会議を仕切る
 資料は絶対に「先」に共有する
 ハイライトとローライトを含める

Chapter3 「信頼」の非凡な影響力 「心理的安全性」が潜在能力を引き出す

 信頼は「きれいごと」ではない
 「建設的」な意見の不一致
 「心理的安全性」が高いチームをつくる
正直で謙虚な人材を見きわめる
 コーチされるのに必要な資質
 正直に弱点を認められるか?
「フリーフォーム」で話を聞く
 「ありきたり」の声かけでいい
「完全な率直さ」を身につける
 フィードバックは「瞬間」を捉える
 「真っ正面」から向き合う
 「率直さ+思いやり」の方程式
「すべきこと」を指図するな
 「人当たりの悪いギバー」になる
「勇気」の伝道師になる
 突き進む許可を与える
「ありのままの自分」をさらけだす

Chapter4 チーム・ファースト チームを最適化すれば問題は解決する

 チームがなければ何もできない
 全員が「チーム・ファースト」になる
 エゴと野心を超えてチームをまとめる
 勝つだけでなく、正しく勝つ
問題そのものより、チームに取り組む
 グーグルとアップルの「おもちゃ」の取り合い
「正しいプレーヤー」を見つけよ
 「チーム・ファースト」で考えているか?
 「ずけずけ」と意見を言っているか?
 「スター」だけではチームにならない
 「当事者」をチームに加える
ペアで仕事に当たる
  同僚フィードバック調査
同じテーブルに着く
 優秀なチームはメンバーのIQを上回る
 性別は関係ない
「最大の問題」に切り込む
さっさと「不満大会」を切り上げろ
 「すべきこと」に集中する
正しく勝利する
 不誠実を許すな
リーダーは先陣に立て
 苦しいときこそ前に出る
人々のあいだの「小さなすきま」を埋める
 全員の様子を「俯瞰」する
 小さな「声かけ」が大きな効果を持つ
「親身になる許可」を自分に与える

Chapter5 パワー・オブ・ラブ ビジネスに愛を持ち込め

 存在をまるごと受け入れる
「やさしい組織」になる
 同僚の家族に興味を持つ
 病床のジョブズとの絆
 個々のやさしさが組織のやさしさになる
立ち上がって「応援」する
 アイデアを評価する「5回の手拍子」
つねに「コミュニティ」に取り組め
 ざっくばらんな集まりをつくる
 「社会関係資本」を生み出す
人を助けよ
 「5分間の親切」をする
創業者を愛せ
 ビジョンは計算を超える
 会社には「心と魂」が必要
エレベーター・トーク ── 雑談の偉大な力

Chapter6 ものさし 成功を測る尺度は何か?

 成功者は孤立を覚える
 ビジネスを成功させるカギ
 リーダーは「行動」でその座を勝ち取る
 「人間的な価値」が成功につながる
  次はどうするか?
 自分の成功を測る「ものさし」

謝辞

訳者あとがき

参考文献


【著者紹介】
エリック・シュミット : 2001年から2011年まで、グーグル会長兼CEO。2011年から2015年まで、グーグル経営執行役会長。2015年から2018年まで、グーグルの持株会社アルファベット経営執行役会長。現在はグーグルとアルファベットのテクニカルアドバイザーを務めている

ジョナサン・ローゼンバーグ : 2002年から2011年まで、グーグルの上級副社長としてプロダクトチームの責任者を務めた後、現在はアルファベットのマネジメントチームのアドバイザーを務めている

アラン・イーグル : 2007年からグーグルでディレクターとしてエグゼクティブ・コミュニケーションの責任者、セールスプログラムの責任者を歴任している

櫻井祐子 : 翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒。大手都市銀行在籍中に、オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひこうき雲

    HowToものではない、ジム礼賛の本。昨今、日本でのビジネスへの関わり方は、シリコンバレー的なもの当たり前になってきているが、逆にシリコンバレーでは、古き良き日本企業にあったものが求められている。結局全てのテーマは愛であり、それが新鮮だった模様。

  • ひろき@巨人の肩

    GAFAなど有名プラットフォーマー経営チームのメンター「ビル・キャンベル。」大学アメフト元コーチのチーム・コーチングが多くのシリコンバレーテック系企業を成功に導く。チーム・従業員ファースト、信頼や愛といったビルの思想が上手くハマったのは、企業組織の高次元化により、企業経営にスポーツやゲームの要素が加わってきたことが要因か。もう一つは「創業者への愛。」当然ではあるが、創業者の理念こそが、企業を唯一無二の存在とする。途中、彼のコーチング手法が科学的に立証されていると説明する点、蛇足であった。

  • あすなろ@no book, no life.

    以前から気になっていた本書。積読本より読了。これが面白かった。ビルがコーチングを始めた時、潰れかかっていたアップル。スタートアップ時のグーグル等。その読了の結果だが、人とチームありきだと感じた。企業は人なり、が僕の信念なのだが、1人ではない以上、組織となりチームとなる。それを率いるまたは統率する為にどうするか?それに対し、ごく当たり前の事をコーチとしてコーチングしたに過ぎないと感じた。組織である以上、言えない事ややれない事がどんどん出てくる。それを発揮させるを愛ある直裁的な助言で後押ししていたのであろう。

  • eenaeena

    この本は、コーチングを体系的に書いているわけではない、と著者自身が言っているように、万人がコーチングを学べる本ではない。なぜなら、出てくる彼の教え子の錚々たる顔ぶれを筆頭にして、合計1兆ドルを稼ぐくらいのクライアントたちをコーチしたビル・キャンベルを称賛する本だからだ。称賛の過程で、ビルはこうだった、こういう言い方をした、こんな行動をとった、と優れたコーチングの手法を明かしているのである。ここからコーチングを学び取るには、何度も読み返して…と思ったが、そもそも、バイタリティがビルと私では、雲泥の差がある。

  • 速読おやじ

    ビジネスには愛が必要。カリスマコーチのビルの教えが詰まっている。▼リーダーをつくるのは部下▼人がすべて=マネジャーの最優先課題は、部下の幸せと成功▼コンセンサスなんてクソくらえだ→最適解を得よ▼会社を支える不変の真理を基に決定を下せ▼高い報酬は愛と敬意の証▼CEOが取締役会を仕切る、その逆ではない▼4つの資質=遠い類推(かけ離れた物事を繋げる発想)、勤勉、誠実、グリット▼共感力とチームファースト▼さっさと不満大会を切り上げろ(ネガティブな問題を明らかにして前に進め)▼リーダーは先陣立て!

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