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ゾウの王パパ・テンボ

エリック・カンベル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198612016
ISBN 10 : 4198612013
Format
Books
Release Date
June/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

偶然、象牙密売の事実を知ったハイラムは、正義感から、アフリカへ飛び、現地ガイドのマイクと、密猟を食い止めようとするが……。

【著者紹介】
有明睦五郎 : 福岡県生まれ。東京芸術大学修了。彫刻家。受賞多数。趣味は熱帯魚、アウトドア等、自然に接すること。野生動物に深い関心を寄せ、彫刻のテーマも動物が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マッピー

    以前読んだ「ライオンと歩いた少年」の姉妹編。私はこちらのほうが好きだなあ。象は、人間より大きな脳を持つ唯一の動物で、仲間を愛し、死を理解し、記憶を持つ。パパ・テンボの中には、人間に対する憎しみが深く刻み込まれている。アフリカの動物たちは、命をかけて他者の命をいただき、自分の命をつなぐ。だが人間は、飛び道具で、自分は安全な場所にいて、楽しみや贅沢のために他者の命を奪うのだ。アフリカの大地でのダイナミックな生と、それを蹂躙する人間の性(さが)のぶつかり合いに引き込まれ、圧倒されながら読んだ。

  • sea0518

    仕事で小学生にブックトークするために読みました。正直見ただけであまりの字の小ささにひきましたが、読みました。読んでいくうちに、すっかり夢中で読みました。最後の方のパパテンボのかっこよさ、密猟する人間の卑しさ、見守ってる人間の優しさなどいろいろな思いが胸に迫る作品でした。ただ読む勇気がもちにくいだろうな、と思う今です。うまく紹介できるといいのですが…

  • sushi__melody

    一匹のゾウを巡って交錯する人間とゾウのドラマ。読みやすくて面白い。物語も良くできていたが、それ以上に神秘的なシーンを視覚的に描いた箇所が印象的だった。具体的な土地が小説のなかで役割を持つ象徴として描写する箇所も自然で、記憶を描こうとする小説全体のトーンにあっていたと思う。

  • MIO

    アフリカのゾウとゾウに恨みを抱く残忍な密猟者のヴァン・デル・ヴェル。密猟をなくしたいニューヨークのハイラム。ゾウの生態を調査する科学者の親子。昔密猟者に群れを滅ぼされ、ただ一匹生き残ったゾウは、パパ・テンボと呼ばれるゾウの仲間を助ける巨ゾウになっていた。科学者の娘アリソンはパパ・テンボと心を通わし、運命の日、人間とゾウが力を合わせて密猟者に立ち向かう。象は凄い動物なのだなと思った。パパ・テンボは想像の産物だが、こういうことはきっとあるにちがいないと思わせる神秘的で力強いストーリーだった。人間が害獣なのだ。

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