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記憶のしくみ上 ブルーバックス

エリック・カンデル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062578424
ISBN 10 : 4062578425
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

記憶には短期記憶と長期記憶がある。脳の中でどのように振り分けられるのか。神経細胞に作用して記憶を操る分子のしくみを解き明かす

【著者紹介】
ラリー・R.スクワイア : カリフォルニア大学医学部サンディエゴ校教授。専攻は精神医学・神経科学・心理学。米国科学アカデミー会員。米国心理学協会の科学貢献賞はじめ多数の受賞

エリック・R.カンデル : コロンビア大学神経生物学行動センターを創設し現在も同大学教授。ハワード・ヒューズ医学研究所上級研究員、米国科学アカデミー会員。ノーベル生理学・医学賞はじめ多数の受賞

小西史朗 : 1944年生まれ。東京医科大学医学部講師、早稲田大学教授などを経て、徳島文理大学薬学部教授、神経科学研究所所長

桐野豊 : 1944年生まれ。九州大学教授、東京大学教授、東京大学薬学部長、東京大学理事・副学長を経て、徳島文理大学学長・香川薬学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おりん

    必要に迫られて再読。重要な部分にマーカーを引きながら読む。心理学及び分子生物学の見地から記憶について科学的にアプローチした本。面白く読むには、大学レベルの分子生物学の知識(セカンドメッセンジャー等)が必要だと思われる。記憶の性質とメカニズムについて、沢山の実験内容とともに紹介しており、理解するのに骨が折れる。が、よくこんな実験を思いつくなと思わされることもしばしば。結果だけ聞くとふーんと思うけれど、実験系の確立は相当難しいと思う。その上で良くない結果が得られることも珍しくないだろうし。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 心理的生物記憶電子的シナプスニューロン伝達物質

  • loanmeadime

    神経科学が専門でノーベル賞学者のエリック・カンデルと精神医学・心理学が専門のラリー・スクワイアの共著。カンデルが記述した章は分子生物学的な詳細な説明が多く、読むのにいささか難渋したけど、脳みそも胃袋も同じシステムの使いまわし、われわれが自転車乗るのもウミウシが刺激に反応するのの同じしくみ、ということが判り興味深かったです。意識的に思い出す陳述記憶は生物学的なアプローチに限界があり、認知心理学的な研究とシステム生物学アプローチをスクワイアが紹介してくれています。海馬と大脳新皮質との協働というのも面白かった。

  • WATA

    記憶の仕組みについて、今までの研究結果をまとめた本。一線級の研究者が書いているため、内容は高度。この上下巻を読むだけで脳の仕組みを網羅的に知ることができるが、ちょっと値段が高いのが玉にキズ。

  • みき

    記憶の仕組みは、一部とても原始的なものだった。神経細胞の記憶貯蔵にかかわる経路は、腸や腎臓、肝臓などの細胞にも長期的な作用を引き起こすために使われている。たしかに感情はホルモン分泌によって引き起こされる部分があるし、腸管の動き、鼓動の速さは感情的であったりする。つまり、心イコール脳ではないように、人間とは脳に限らない身体的意識を生きるものであり、記憶システムの汎用性もまたそれを表しているのではないかと考える。脳を解明するとそれが決して世界体験にとって特別な存在ではないとわかる気がする。

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