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ISBN 10 : 4750517968
Content Description
西洋諸国では白人の割合が縮小している。生き残りへの不安を感じ、自信を喪失した白人は、非難の矛先を移民に向けている。このような白人保守層と、反白人イデオロギーを展開する文化左翼の間で、「文化戦争」が発生している。この状況に、現実的な解決策はあるのか。全ての人が希望を持てるような未来像はありうるか。世界の人口データを基に、具体的なシナリオを描き出す。
目次 : 白人がマイノリティになる世界―ホワイトシフト/ 第1部 闘争(ホワイトシフト前章―アメリカ史におけるWASPから白人への転換/ トランプの台頭―移民時代の民族伝統主義的ナショナリズム/ 英国―英国保護区の崩壊/ 欧州における右派ポピュリズムの台頭/ カナタ特殊論―アングロスフィアにおける右派ポピュリズム)/ 第2部 抑圧(左派モダニズム―一九世紀のボヘミアンから大学闘争まで/ 左派モダニズムと右派ポピュリストの戦い)/ 第3部 逃亡(避難―白人マジョリティの地理的・社会的退却)/ 第4部 参加(サラダボウルか坩堝か?―欧米における異人種間結婚/ 白人マジョリティの未来/ 「非混血の」白人は絶滅するのか?/ ホワイトシフトのナビゲーション―包摂的な国の包摂的なマジョリティへ)
【著者紹介】
エリック・カウフマン : 1970年5月11日生まれ。ロンドン大学、バークベックカレッジ政治学教授。香港で生まれ、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーと日本で育つ。先祖は半分ユダヤ人、4分の1中国人、4分の1コスタリカ人。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス博士課程でナショナリズム研究で名高いアントニー・D・スミスに師事。専門は北アイルランドのオレンジ結社、ナショナリズム、政治・宗教人口学
臼井美子 : 英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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