エリザベス・d・ジョーンズ

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こうして絶滅種復活は現実になる 古代dna研究とジェラシック・パーク効果

エリザベス・d・ジョーンズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562071852
ISBN 10 : 4562071850
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

「恐竜は復活できるのか」科学者たちの答えは―奇しくも『ジュラシック・パーク』の大ヒットにより、古代DNA研究は大きな注目を集め、飛躍的な発展を遂げることに。古代エジプトのミイラのDNA、永久凍土から発見されたマンモスのDNA。そして、恐竜復活の日は近いのか?―メディアの報道と大衆の期待が過熱していくいっぽうで、科学者たちは大いなるジレンマを抱き、分裂していく。真実の探究か、名声か。華々しい科学報道の裏にあった研究者たちのジレンマを、多くの証言から赤裸々に明かす。

目次 : 序章/ 第1章 『ジュラシック・パーク』以前/ 第2章 アイデアから実験へ/ 第3章 限界の検証/ 第4章 恐竜のDNA/ 第5章 制約を課す/ 第6章 汚染/ 第7章 古代遺伝学から古代ゲノム学へ/ 第8章 アイデンティティとしてのセレブリティ/ 第9章 戦略としてのセレブリティ/ 第10章 ジュラシック・パーク効果/ 終章 セレブリティ科学としての古代DNA研究

【著者紹介】
エリザベス・D.ジョーンズ : 科学史学者。ノースカロライナ州立大学森林環境資源学部ポスドク研究員及びノースカロライナ自然科学博物館研究員。古生物学及び古代DNA研究の歴史に関する研究に従事

野口正雄 : 1968年、京都市生まれ。同志社大学法学部卒業。医薬関係をはじめ、自然科学系の文献の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi

    脱絶滅、絶滅種復活は可能なのか。と言う本だと思って期待して読んだが、古代DNA解読の化学的歴史物語りという方が当を得ている。以前レビューアップした「ネアンデルタール人と私たちは交配した」のスヴァンテ・ペーボも関連人物として登場。映画「ジュラシック・パーク」の影響を良くも悪くも多大に受けている学問領域だけに非常にセンスィティブな問題を孕んでいる。それにしても、科学者たちの立場は異なれど、実生活には何の役にも立たないのに、古生物の解明に挑む研究者立ちに脱帽。

  • Hiroo Shimoda

    邦訳タイトルには違和感。絶滅種復活ではなく、復活を期待されることが研究に対しどう影響してるのか?という話が中心

  • スプリント

    ジュラシック・パークが学界に与えた影響と映画で表現された学説の否定。現在の古代DNA研究の状況など 絶滅種の復活は実現するのでしょうか。

  • 於千代

    タイトルから受ける印象とは違い、古代生物のDNA研究史。研究とメディアの関係について触れられており、興味深かった。本書でも触れられているが、研究における重要性とは別に映画などで着目されると研究資金が集まるというのは、なかなか難しい話だと感じる。

  • gachin

    分析哲学的な科学史。JPをアカデミア内で経験してない世代には貴重な総説。ハイプもたまに科学成熟に与する。自国PRになるので、小国ではナショジオやディスチャに載ると研究費が付く。PCR/古DNA時代ののコンタミは、NGS/古ゲノム時代においては情報。この移行により集団遺伝学に時間幅が生じた。ビッグデータ時代の到来でデータから問いを立てることに。しかしこの転換も、後代の自己正当性の為の史観。paleobiologyは純古生物学よりは古代生物学と訳すのが良い。正統派古生物学は層序学で生物学とは距離があるので。

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