Product Details
ISBN 10 : 4596591334
Content Description
15歳で父を亡くしたヴェリティは、冷酷な叔父に引き取られた。何不自由なかった暮らしがまるで嘘のように、使用人同然に扱われても、無一文の身では、このつらい毎日に耐えるしかなかった。そんなある日、屋敷を訪ねてきたハンサムな伯爵を見て、ヴェリティは驚いた―父の墓前で優しくしてくれたマックスが、なぜ?これまでずっと、記憶の中にある彼の面影を心の支えに生きてきたのだ。なのに悲しいことに、彼はヴェリティだと気づいていない様子だ。しかも、内心動揺するヴェリティに向かって、マックスが思いもよらない提案を平然と持ちかけてきた!「きみを愛人として迎えるつもりだ。ぼくの支援を受けるといい」。同居する叔父一家から冷遇されてきた天涯孤独のヒロインと、愛を避けなければならない宿命を背負った伯爵。そんなふたりの切ない背景を知れば知るほど、心を揺さぶられる感動作。
【著者紹介】
エリザベス・ロールズ : イギリスのケント生まれ。幼少期を過ごしたオーストラリアのメルボルン、パプアニューギニアの生活の後、ニューサウスウェールズ大学では音楽学を専攻し、音楽教師も経験。現在はメルボルンに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .