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ISBN 10 : 4763420860
Content Description
北米先住民コミュニティ、アクウェザスネで生じた環境汚染。「食」と「健康」をめぐる先住民の闘いは、科学者たちとの協働と学びを通して展開し、独自の草の根活動を生みだしていく。土地や川との分かちがたいつながりを育んできた人びとの生存のありようから、これまでの、そしてこれからの「環境正義」を厚く描きだす、待望の民族誌。ジュリアン・スチュワード賞(アメリカ人類学会人類学・環境部会)受賞作品。
目次 : まえがき 文化の試金石/ 序章 環境正義、ポリティカル・エコロジー、モホーク・コミュニティの三つの身体/ 第1章 アクウェザスネの政治史と環境史をめぐるドライブツアー/ 第2章 環境汚染、健康調査、代償措置の政治/ 第3章 「私たちはモルモットになるつもりはない」―コミュニティベースの参加型研究からの教訓/ 第4章 汚染、利便性、変わりゆく食文化/ 第5章 PCBと倹約遺伝子―病いをめぐる説明の拡張に向けて/ 終章 レジリエンスに光を当てる―個人・社会・政治の再起とサヴァイヴァンス
【著者紹介】
エリザベス・フーバー : カリフォルニア大学バークレー校環境科学政策経営学部(Department of Environmental Science,Policy,and Management)准教授
下田健太郎 : 熊本大学大学院人文社会科学研究部附属国際人文社会科学研究センター准教授
飯島力 : 熊本大学大学院人文社会科学研究部附属国際人文社会科学研究センター特任助教
香室結美 : 熊本大学文書館特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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