エリザベス・ジョージ・スピア

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ビ-バ-族のしるし

エリザベス・ジョージ・スピア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751522110
ISBN 10 : 4751522116
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文字の読み方を教えるかわりに、マットがインディアンの少年から学んだのは、森で生きるための知恵。そして、かけがえのない友情…。ニューベリー賞銀賞ほか各賞受賞。アメリカ児童文学史に輝く永遠のベストセラー。

【著者紹介】
エリザベス・ジョージ・スピア : 1908〜1994。アメリカの児童文学作家。1908年、マサチューセッツ州メルローズに生まれる。スミス・カレッジとボストン大学を卒業したのち、英語教師になる。1936年に結婚。コネティカット州に移り、ふたりの子どもが中学に入ってから本格的に作家として作品を発表しはじめる。第2作の『からすが池の魔女』で、1959年にニューベリー賞を受賞。1962年に『青銅の弓』でふたたび同賞を受賞した。『ビーバー族のしるし』は、ニューベリー賞銀賞のほか、スコット・オデール賞、クリストファー賞などを受賞している。もっとも優れた児童向け歴史物語作家のひとりと評されている

こだまともこ : 東京生まれ。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳をはじめる。白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mocha

    試し読みのつもりが読了してしまった。これぞ「アメリカ児童文学のお手本」という感じ。インディアンの住んでいた森に初めて住むことになった白人一家。父が家族を迎えに行く間、13歳のマットはひとりで家を守らなくてはならない。孤独や危険の中、彼を支えたのはインディアンの少年だった。二人の少年は異なる文化を次第に受け入れながら、生きる術を身につけていく。アメリカの苦い歴史、友情と成長の物語。

  • chimako

    2010年読書感想文課題図書。白人の子マットとインディアンの少年エイティアンの友情と成長の物語。自然を相手に生きる知恵と逞しさと自然をおろそかにしない畏怖がある。父親が家族を迎えに行くため森の小屋に一人残されたマット。危ないところをインディアンの老人に助けられる。老人は孫に字を教えて欲しいと頼み、少年エイティアンが小屋に通ってくる事になる。壁を感じつつも友情が芽生え心を許し始めたある日二人は熊に遭遇し命懸けでその熊をしとめマットはインディアンに認められるが・・・何者として生きるかを考えたマットの決断は。

  • ふう

    初めて読んだのは30年前。そのときの題は「ビーバーのしるし」で、高学年・中学生向き児童書として扱われていました。白い人とインディアンの少年二人の友情と成長が軸となり、開拓する側の苦労や土地を追われる先住民の苦悩が描かれていています。言葉の少ないインディアンたちの、自然と共に暮らす謙虚で思慮深い生き方が、星野道夫氏の思いと重なって心に沁みてきました。他の部族の土地では狩りをしない、必要のない狩りはしない。だまさない、奪わない、憎まない…白い少年が得た宝物を、大人たちも見つけてくれるといいのですが。

  • ぶち

    インディアンは自分たちよりも劣る野蛮人だという白人の価値観で育った主人公マットにとって、インディアンの少年エイティアンの生き方、価値観は衝撃でした。人間が自然を支配するのではなく、人間も自然のなかの一部にすぎないと考えてインディアンたちは生きています。マットはインディアンたちの崇高な精神に触れ、彼らの知恵に感心します。 希望と喜びに満ちあふれているエンディングですが、でも心にはやりきれない切なさも残ってしまいます。アメリカの開拓がインディアンの土地を奪い、迫害してきたことの上に成り立っているからです。

  • seacalf

    時は1768年開拓時代のアメリカ。家族を迎えに行った父と離れ、たったひとりで丸太小屋の留守を任された12歳の少年マットは数々の困難にさらされた後に優しきインディアンと出会う。同じ少年インディアンのエイティアンと始めは反目し合いながらも多くのことを学ぶ。無理なく自然と共生しているインディアンの生活、白人に騙されてつましい生活をしつつも誇り高く信念を貫く彼らに尊敬の念を抱くマット。少年らしい素直で伸びやかな心と開拓民ならではの逞しさを随所に感じられて清々しい読み心地だった。

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