エリザベス・コーディー・キメル

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エンデュアランス号大漂流

エリザベス・コーディー・キメル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751518144
ISBN 10 : 4751518143
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

南極横断失敗。歴史にうもれた探険家シャックルトンの偉大なる冒険の記録。氷の世界で孤立無援に陥った28人の隊員の運命は。

【著者紹介】
エリザベス・コーディー・キメル : アメリカ、ニュ−ヨ−ク生まれ。幼い頃からの熱烈な読書家。南極大陸とその探検の歴史には、長年強い関心を抱いており、その情熱が本書執筆へと結実した。ほかにノンフィクション『Balto and the Great Race』、ヤングアダルト向けの小説『In the Stone Circle』などの作品がある。ニューヨーク州コールドスプリング在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shiho♪

    こんな凄まじい事実があったなんて初めて知りました。南極大陸横断を試みるも、大陸の手前で流氷帯に船が閉じ込められてしまった漂流物語…。シャクルトン隊長に惚れます❗️氷に閉ざされた世界でも28人の隊員を鼓舞する統率力、幾多の困難を乗り越える的確な判断力、そして何よりも諦めない不屈の精神(=エンデュアランス)。ハラハラドキドキで一気読みでした。 そんな人徳優れた隊長も、船を降りれば事業に失敗するなど妻に苦労を掛けたというエピソードがまた人間味を深くしています。 小高〜中学生の冒険物語が好きな子におすすめ。

  • 三平

    1914年、南極を目指し出港したエンデュアランス号。待っていたのは南氷洋の氷に閉じ込められた上、最後は氷に横腹に穴を開けられて転覆する運命だった。何とか脱出したものの氷の上に取り残された28人の乗組員たち。これは絶望と思える中、希望を失わず約2年をかけて全員生還した奇跡の記録である。貴重な写真が添えられているが特に訴えかけるのが、救援を信じ船長たちをボートで送り出した居残り組が4ヶ月後、救助の船を見つけて弱った体を起こし、手を振る写真。その背中に宿る万感の思いが胸を震わす。

  • はる

    図書館本。写真の力は強い!食事風景、冬至のパーティ、副隊長のご尊顔。そして圧倒的な氷の威力、「不屈の精神」と名付けられた船があっけなく残骸になっていく過程。まさしく「ICE STORY」全員が生還するとは知らずに読んだ新潮文庫「エンデュアランス号漂流」を探すか、「南極の スコット大佐とシャクルトン」おお!大好きな佐々木マキ!を買うか悩みながら、まだ漂流が続きそう。

  • £‥±±

     短く、豊富な図版と大きな文字等、本来はジュヴィナイル向けの本なのかもしれない。  ともかく遭難した位なので実は運が悪い探検隊が奇跡の生還〜犠牲者ゼロ〜を遂げた事から逆に幸運の塊の様に見えてしまう。  生き延びて、語り手が居る訳だから危険に遭遇したその手のエピソードが多いのは当たり前なのだが。  北海航路探検中に全滅した「フランクリン隊」の遭難エピソードとつい比べてしまう。  違いは途中まで犬橇が使え、食糧にする事も厭わなかった事、極地探検に慣れた隊員が多かった事、そして猟の獲物に恵まれた事が大きい。

  • 1914年。南極大陸を目指した乗組員28人。不屈の精神で、どんな困難も乗り越えていく姿に胸が熱くなります。訳者の千葉茂樹さんのあとがきより「読むものに生きるよろこびと勇気を与えてくれるこの物語、多くの人の目に触れることを願ってやみません」

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